毎日暇と思っている人は? 無職の割合がちょっとおかしい理由
時間は有限とは知りながらも、暇な時間をダラダラと過ごしてしまう…。
どんなに格差があっても、時間だけはそれぞれ平等に流れていく。それなのに暇を持て余す人もいれば、多忙を極める人もいるから不思議である。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,357名を対象に調査を実施。「毎日暇だと思っている」と答えた人は、全体で23.2%。現代社会では、忙しさを感じている人のほうが多いのだ。
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■年を重ねるほど暇を見つけられず…
性年代別では、男女共に20代が多い割合である。
年を重ねるにつれて、忙しさを感じるようになるのだろうか。
「やらなければいけない仕事をいっぱい抱えていて、常に余裕がない状況。平日は家に寝に帰るだけって感じになっているから、もう少し時間が欲しい」(30代・男性)
年を取るにつれて、時間の流れを早く感じるとの声も多い
「大人になると月日の流れが早く感じるって言うけど、あれは本当。『恋するフォーチュンクッキー』がブームになったのを最近と思っていたら、もう5年くらい経つと聞いて驚いた」(40代・男性)
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■大学生は暇を感じている
職業別では、会社員が2割程度と低い割合なのが印象的だ。やはり仕事をしていると、時間の流れが早いのだろう。
一方で学生は、4割以上もの人が暇だと感じている。
「バイトもしてるけど、そこまでガッツリと入っていない。友達と学校帰りにスタバでダラダラ話すなどして、暇つぶしをしている」(20代・女性)
これもきっと、今しかできないことなのだろう。
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■無職では暇と思わなくなり…
職業別で気になるのが、無職・家事手伝いである。時間は学生よりもあるはずだが、暇はないとはどういうことだろうか。
「ストレスで会社を辞めて引きこもっていたときには、だんだんと暇なんて感覚も失われてきた感じだった。ある程度の活動をする気力があるからこそ、暇って感じるんだと思う」(30代・女性)
なにかをやりたいと思っているから、暇という感情が生まれるのだろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,357名 (有効回答数)