毎日暇と思っている人は? 無職の割合がちょっとおかしい理由

時間は有限とは知りながらも、暇な時間をダラダラと過ごしてしまう…。

2018/04/01 11:00

居眠り・小学生

どんなに格差があっても、時間だけはそれぞれ平等に流れていく。それなのに暇を持て余す人もいれば、多忙を極める人もいるから不思議である。

しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,357名を対象に調査を実施。「毎日暇だと思っている」と答えた人は、全体で23.2%。現代社会では、忙しさを感じている人のほうが多いのだ。


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■年を重ねるほど暇を見つけられず…

性年代別では、男女共に20代が多い割合である。

毎日暇性年代別グラフ

年を重ねるにつれて、忙しさを感じるようになるのだろうか。

「やらなければいけない仕事をいっぱい抱えていて、常に余裕がない状況。平日は家に寝に帰るだけって感じになっているから、もう少し時間が欲しい」(30代・男性)


年を取るにつれて、時間の流れを早く感じるとの声も多い

「大人になると月日の流れが早く感じるって言うけど、あれは本当。『恋するフォーチュンクッキー』がブームになったのを最近と思っていたら、もう5年くらい経つと聞いて驚いた」(40代・男性)


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■大学生は暇を感じている

職業別では、会社員が2割程度と低い割合なのが印象的だ。やはり仕事をしていると、時間の流れが早いのだろう。

毎日暇傾向別グラフ

一方で学生は、4割以上もの人が暇だと感じている。

「バイトもしてるけど、そこまでガッツリと入っていない。友達と学校帰りにスタバでダラダラ話すなどして、暇つぶしをしている」(20代・女性)


これもきっと、今しかできないことなのだろう。


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■無職では暇と思わなくなり…

職業別で気になるのが、無職・家事手伝いである。時間は学生よりもあるはずだが、暇はないとはどういうことだろうか。

「ストレスで会社を辞めて引きこもっていたときには、だんだんと暇なんて感覚も失われてきた感じだった。ある程度の活動をする気力があるからこそ、暇って感じるんだと思う」(30代・女性)


なにかをやりたいと思っているから、暇という感情が生まれるのだろう。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年2月9日~2018年2月13日
対象:全国20代~60代の男女1,357名 (有効回答数)

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