荷物を運ぼうとしてビリッ! 座った途端にズボンが裂けた体験談
サイズが合っていない場合に、よく起こる悲劇。
座った瞬間にズボンが破れるのは、コントでよく見る光景である。しかし現実に、こんな状況を経験した人はいるのだろうか。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,357名に「洋服について」の調査を実施。
「座った瞬間にズボンが裂けたことがある」と答えた人は、15.8%とわずか。経験をした人は、貴重な存在といえるだろう。
■荷物を取ろうとしゃがんだ瞬間に…
性年代別では、すべての年代で男性が多い割合になっている。
中でも、スーツはよく破れるアイテム。生地が柔らかく、頻繁に着るからだろう。
「会社で荷物を運ぼうとしゃがんだときに、『ビリッ!』って音がして見たら自分のパンツが縫い目からきれいに避けていた。
会社に裁縫道具があったのでトイレの個室で縫ったけど、その時間がむなしかったのを覚えている」(30代・男性)
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■制服を破ると会社が不機嫌に…
女性では、制服でやらかしている人が多い。制服は会社の持ち物のために、嫌な顔をされる場合もあるようだ。
「会社の制服でやったことがある。総務の人に相談をして、代わりを出してもらった。ただ、うちの会社は制服を次に入った人に使い回しているからか、対応がちょっと冷たくて…」(30代・女性)
制服に限らず、洋服は消耗品である。それなのに永久に使えるような感覚でいるために、嫌みを言う人が出てくるのだろう。
「私がもらったときにはすでに使い古した感じで、たまたま私のターンで破れただけだと思う。それなのに『管理が悪い』みたいなことを遠回しに言われて、腹立たしい気持ちに…」(20代・女性)
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■急激に太ると可能性が高まる
パンツが破れるのは、サイズが合っていないことが原因の一つだ。サイズが小さいものを無理して着るために、座った瞬間にズボンの縫い目が許容を超えてしまう。
「会社に入ったときには、今よりも10kgほど細かった。仕事が不規則なためにストレスが溜まり、一気に太ってしまった感じ。
制服も『かなりヤバいな』と思いながら無理して着ていたら、やっぱり破れてしまった」(20代・女性)
「太ったけどスーツを買い直すのがもったいないと思って、パツパツのまま着ていた。
破れたときはジャケットを腰に巻いて乗り切ったけど、まずスーツではありえないファッションだったな…。でも周囲には笑いが起きたので、僕としては『おいしい』と思った」(30代・男性)
洋服は劣化していくもの。そして体型も、常に変化を続ける。座った途端に破れるのを防ぐには、こまめにサイズの合ったものに買い換えることが必要だ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,357名 (有効回答数)