女性目線は「男性が求める女性の目線」 マツコ・有吉の持論に共感殺到
『マツコ&有吉 かりそめ天国』でマツコ・デラックスと有吉弘行が「女性目線」について熱弁!
男性が多い職場では、数少ない女性が「女性目線」での意見を求められることが多々ある。
11日深夜に放送された『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)で、マツコ・デラックス(45)と有吉弘行(43)が女性目線への持論を展開。視聴者から共感の声が寄せられた。
■マツコはオカマ目線しかわからない
24歳の女性会社員は、ミーティングで「女性的にどう?」と意見を求められるが、「何が女性目線か分からず『恐らくこうだろうな』というフワッとした意見しか言えない」と悩む。
マツコは、いまだ男性社会のテレビ業界を例に「会議で語られてる女性目線は『恐らく女性はこれを求めているだろう』っていう予想の女性目線」と前置き。
働いている女性たちも「男脳」になってしまうため、「男の価値観や目線が入った、フィルターを通った女性目線になる」と解説。自身も「オカマの目線しかわからない」と、男女それぞれの意見は分からないことを強調した。
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■有吉「もっと集めてリサーチしろ」
さらに「女性目線(または男性目線)っていう言葉自体が、女性(男性)に対する偏見や差別の上にできている。女の人がイイものは男性もイイ。イヤなものは男性もイヤ」とマツコは結論付ける。
有吉も、そういった古い考え方が凝り固まっている点を指摘し、「番組スタッフと天海祐希、女性でも意見は違う」と主張。
また、「身内の意見を受け入れすぎ」と警鐘を鳴らし、「『すべての子供や女性がこういう風に言っている』みたいに、自分ちの子供や女房の意見を聞かせる。子供や女性をもっと集めてリサーチしろよ」と、怒りを露わにした。