「は、はじめまして…」 いくつになっても自己紹介が苦手な人たち
「初めまして、〇〇と申します」自己紹介はみんなが苦手に思ってる?
4月に入り、「初めまして」な人に出会う機会が増えている人も多いのでは。第一印象が肝心とはいうけれど、なかなか難しいのが自己紹介。
そんな、「自己紹介が苦手」な人はどれくらいいるのだろうか。
画像をもっと見る
■苦手な人のほうが多い!
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,361名を対象に「自己紹介」について調査したところ、全体の61.6%が苦手だと回答。
特に多いのは、意外にもおしゃべり好きが多そうな20代〜40代の女性だ。
「専業主婦になってから、新しい人との出会いが少なくなった。子供が生まれて、ママ友付き合いが始まって久しぶりに『初めまして』ってやったら、全然しゃべれないのね。自分でびっくり」(30代・女性)
「学生時代から自己紹介が苦手。しゃべらなすぎると暗い子認定されるし、下手なこと言ったらハブられるし…。ちょうどいいラインが未だにわからない」(20代・女性)
自己紹介の一言で、これから先の居心地の良さが決まってしまう…と、かなり重要視している人が多いのかも。
関連記事:自分はだらしない生活をしていると思う? 男女で大きな意識差も
■稼ぐ人は苦手意識なし?
ちょっと気になるのは、年収別の結果。年収が上がるほど、苦手意識が減っているのだ。
「人脈が大事な仕事なので、『苦手なんです』とか言ってられない。一瞬で、どれだけ相手の印象に残るかが勝負だからね」(40代・男性)
「昔は本当に嫌だったけど、パーティやら交流会やらに顔を出し続けた結果、慣れてしまった。今では自分なりの『鉄板自己紹介』が完成してる」(50代・男性)
そんな慣れた人からすると、「狙いすぎた」自己紹介はNGだとか。
「自己紹介なんて、最低限の情報でいい。名前と、会社名・部署名と、どんな仕事をしているのか。狙いすぎた自己紹介は確実に滑るから。
内容に気合入れるよりも、ちゃんと相手の目を見て、笑顔で、ハキハキしゃべったほうが好印象になるんじゃないかな。『えー』『あのー』とかはもってのほか。自分のことなんだから、自信持って話せよって思っちゃう」(40代・男性)
6割以上が「苦手」に感じている自己紹介。ここでスタートダッシュを決めよう! などと気合を入れすぎるよりも、自然体で話したほうが好印象につながるかも。
・合わせて読みたい→自分は深みがあると思う? 「自己評価が高すぎる人は信用できない」の声も
(文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)
対象:全国20代~60代の男女1361名 (有効回答数)