昼寝から起きてびっくり! 夕方なのに朝と間違え出勤準備をする人たち
夕方の薄暗さと夜明け前が似ているのも、混乱する原因だろう。
目覚めたら、時計は7時。「このままだと遅刻だ!」と慌てて準備したが、じつは夜の7時だった…なんて経験はないだろうか。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,361名に「寝起きについて」の調査を実施。
「昼寝をして起きたときに、朝と間違えたことがある」と答えた人は、全体で44.0%。多くの人が経験していることなのだ。
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■女性が多い理由
性年代別で見ると、すべての年代で男性よりも女性のほうが多い割合になっている。
女性はそれほどまでに、寝ぼけてしまう体質なのだろうか。職業別でみると、その答えがわかる。
専業主婦(夫)と学生を比べると、約15ポイントもの開きがあるのだ。家にいる時間が多く、昼寝をしやすいのが要因である。
「昼食を食べて少し家事をすると、眠気が襲ってくる。ついウトウトとしてしまって、気づけば夕方なんてよくあること」(30代・女性)
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■朝と思い込み出勤の用意
昼寝から起きた瞬間、「出勤しなければ」と思い込む人も多いようだ。
「時計が6時半になっていたので、『やばい、遅刻する!』と思って用意をしかけた。途中で冷静になって、気づいたけど…。夕方のちょっと暗い感じが、朝と錯覚する」(30代・女性)
完全に家を出る人も、まれにいる。
「父が夕方にスーツを着て、出かけようとしていた。『どうしたの? 今、夕方だよ?』と声をかけたら、『違う!』と言って聞かない。
静止を振り切って行ってしまったけど、どこかで気づいたのかすぐに帰宅。そのときは、変な病気ではないかと心配になった」(20代・女性)
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■テレビを観る習慣で防止
寝ぼけるほどの昼寝ならば、かなりぐっすり眠っていると考えられる。では、朝と間違えるのを防ぐには、どうすればいいのだろうか。
「起きればすぐに、テレビをつける癖がある。朝と夕方を間違えかけたことが何度かあるけれど、やっている番組が違うのですぐに気づけた」(30代・男性)
テレビを観る習慣を日頃からつけていれば、混乱してもすぐに状況把握ができそうだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,361名 (有効回答数)