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入学式で頻発するSNS投稿 親自身が子供の個人情報を晒してしまうリスクも

守るべき親が子供の個人情報を公開している?

人間関係

こんにちは、元アイドルでコラムニストの小川満鈴(おがわみな)です。

春は入学のシーズン。街を行く初々しい新人さんを見ていると、私も新しい制服に身を包んで桜の咲く中、胸をドキドキさせていた事を思い出します。

あれは今から何年前だったか…。ただ、現代ならではの思わぬリスクが潜んでいるのです。

 

■個人情報を取り巻く状況

2005年、いわゆる個人情報保護法が施行されました。現代において個人情報はマーケティング的な価値もあり、また、セキュリティー的にも非常に大事な情報です。

会社はもちろん顧客情報を守る事が第一ですし、学校も子供達の個人情報を守ることに敏感になっています。

昔は卒業アルバムの巻末に生徒の住所や電話番号が掲載されていましたが、今の時代はそれを掲載しない学校がほとんどになりました。

それはもちそん子供たちの安全面を考慮してのことなのですが、それを一番守るべき親自身がやってしまっていることがあるんです。

 

■Facebookで親世代が…

新入学シーズンの今、Facebookでは子供や孫の入学式などの写真が多くアップされています。中には、入学する学校の正門の前で撮影した画像を掲載している人もいるんですね。

Facebookはユーザーの高齢化も進んでいるようで、小・中学生くらいの子供を持つ親世代はもちろん、70歳くらいの孫を持つ世代の方がこうした投稿をしているのもしばしば見かけます。

もちろん悪気はなく、かわいい子供、孫の入学の記念にという面からなのですが、これが非常に危ない。学校の特定が非常に安易なのは、今の時代当たり前ですし、そういった情報に目を光らせている人がいないとも限りません。

 

■情報が組み合わさってさらなるリスクに

こうしたお子さんの情報をアップしている方は、「友達まで公開」にしている方が多いでしょう。また、学校名や名札に加工をしている方もいますが、悪意を持って調べようとする人に対しては「小細工」にしか過ぎません。

Facebookのユーザー情報から親の名前や勤務先が、場合によっては祖父母の情報まで知られた上で、子供の学校が特定される。「父親が出張中」「両親が共働き」といった類推も容易。

最悪の場合、悪意のある人に登下校で待ち伏せされ、「出張しているお父さんに頼まれて…」などといった展開にならないとも限りません。

 

■親に罪の意識はあるか?

しらべぇ編集部が、全国20〜60代の男女1,500名に調査したところ、「SNSに子供の写真を載せるのは無自覚だ」と考える人が6割を超えることが判明しています。

入学式等、おめでたいのは非常によくわかりますし、その一生に一度の姿を記録しておきたいのも分かります。しかし、それを不特定多数の方々に見せてしまうのが得策なのかについては、疑問を覚えるのでありました。

・合わせて読みたい→良い親なのか毒親なのか…教育熱心な親を持つ子供たちの本音3選

(文/しらべぇ編集部・小川 満鈴(おがわん)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
期間:2014年8月15日~8月19日
対象:全国20代~60代の男女1500名

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