下手すれば社会的地位を失うことも… 酔っ払うと攻撃的になる人たち
酒乱の人は禁酒など、対策を考えたほうがいいかも…。
元横綱・日馬富士の暴行問題は、記憶に新しいところ。酒癖が悪い人は、自分の地位や名誉まで失いかねないことも。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代のお酒を飲む男女769名を対象に調査を実施。「酔っ払うと攻撃的になるほうだ」と答えた人は、9.8%。酒乱の人は、世の中にそれほどいないようである。
■普段はおとなしい人なのに…
性年代別では、男女とも20代が多くなっている。若い人たちは、まだまだ血気盛んなのだろうか。
「バイト先の人たちと飲みに行ったときに、普段はおとなしい人が周囲にいる人に説教を始めた。だんだん気まずい空気になって、とうとう一人がキレてしまって…。
殴り合いになりそうなのを必死に止めたけど、本当に疲れた。その人はそれ以来、誘っていない」(20代・男性)
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■笑い上戸に泣き上戸
やはりお酒は、楽しく飲みたいものである。
「酔っ払うと、ただただ楽しくなるだけ。声が大きくなったりしゃべりすぎたりはするけれど、そこまで周囲に迷惑はかけていないと思う」(20代・女性)
「酔うと、ちょっとしたことで大笑いする友達がいる。しかも笑い声が大きいから、周囲はうるさいと思う。自信を失っている芸人は、酔っ払った友達の前でネタを見せればいいかも」(20代・女性)
一方で、悲しい気持ちになる人も。
「親戚のおばさんが泣き上戸で、しんみりとした空気になるから大変。結婚してからの苦労とかを泣きながら語るから、旦那であるおじさんが怒り出して収拾がつかないときもあった」(30代・女性)
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■禁酒をした人も
酒乱で何度も問題を起こした男性は、酒をやめる決断をした。
「若い頃はお酒を飲んで、知らない人とケンカをしたり友達との関係をこじらせたりしたこともあった。自分でもこんなことばかり続けてはいけないと思い、禁酒をすることに。
周囲にも迷惑がかかるし、下手をしたら仕事を失うかもしれないから。今は飲み会でも、ソフトドリンクで満足している」(30代・男性)
暴力沙汰になっても、「酔っ払っていた」では済まされない。お酒で自分がどのようになるのか、理解して対応をするのが重要である。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代のお酒を飲む男女769名(有効回答数)