新潟県の米山知事は「出会い系のプロ」? 元出会い系サイト社員に話を聞いた
元出会い系サイト社員が語る
Q.実際にサイトで援助交際している人を見たことは?
「あります。苺(1.5万円)やホ別(ホテル代別)などさまざまな隠語を駆使して援助交際をする人がおり、見つけ次第どのサイトもおそらく会員資格のはく奪など厳しい対応をしていますが、正直いたちごっこです。
意外なことかもしれませんが、援助交際目的の投稿をするのは男性よりも女性が多いんです。その理由は男性の投稿は有料、女性は無料のサイトが多いため、退会させられてもアカウントをすぐお金をかけず再登録できるので、また投稿する悪質なユーザーが後を絶たないんですね。
さらに米山知事のようなハイスペックな男性には私信でメールが来ることもあるので、掲示板だけでなくすべてをチェックするのも難しくユーザーからの問い合わせから発覚することも多々あり、未然に防げないこともあるかもしれません。
出会い系サイトも身分証明書を提出した人には認証マークをつけるなどの対応をしているので、未証明など怪しい人には近寄らないことをオススメします」
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Q.どんな女性が援助交際をしている?
「若い人から60代以上まで年齢はさまざまですが、一般女性だけでなく風俗業者が女性を騙って男性に援助交際をもちかけることもあるため、メールのやり取りだけで人物像を把握するのは難しいですね。
女性はメールのやり取りをするとポイントがもらえ、それでグッズと交換できるサイトもありましたので、男性をその気にさせてトンズラみたいなこともあるかと思います。
なので、一般女性が登録しているサイトでも、普通の女性と出会うのはわりと困難です。でも、私が勤めていたサイトで出会い、結婚したという問い合わせが来たこともあったので、中には出会い系サイトから幸せをつかんだ人も少なからずいるのは確かです」
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Q.米山知事は複数の若い女性とやり取りをしていたが可能?
「不可能ではありませんが、サイトでのメールは1通いくらとお金がかかるので、かなりの出費があることは覚悟しなければならないですね。
先ほども言いましたが、米山知事のようなハイスペックの男性であれば、金銭目的の女性からメールが来ることはあると思うので、高収入でお金を湯水のごとく使える状況の人ならいけるんじゃないでしょうか。
また、米山知事が住む新潟県のような田舎の地域は、意外と都心部よりヒマな女性が出会い系サイトを多く利用していることもあるので、出会いやすいかもしれませんね。
しかし、若い女性だけと複数とやり取りをするのは正直言って『出会い系サイトのプロ』といった印象を受けます。
米山知事は頭もいいはずなので、業者やポイント目的のトンズラ女子は相手にせず、金銭授受はあったにせよ一般の女性に絞れたのではないでしょうか」
知事の進退にまで影響してしまった出会い系サイト、利用するときはさまざまなことに気をつけなければならないようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・雨間 ゆうすけ)