地上波NGの奇問 ベストセラー作家の経済評論家がつくる「地下クイズ問題集」とは

クイズサークル『クイズ夜会』が2冊目となる『地下クイズ問題集』を出版。

2018/04/21 12:00


 

■『アタック25』優勝経験も

鈴木貴博

高校、大学で、クイズ研究会などには所属していなかったという鈴木さん。1クイズファンが、どっぷりその魅力に浸かったのは、社会人になってからだ。

鈴木:30歳くらいのときに「クイズ王ブーム」があったんですね。西村顕治さんが早押しクイズで「問題、鳩の血…」と読まれたところで「ルビー!」と答えたりして、凄かった。


でも、「これは自分も結構いけるんじゃないか」と思って、『史上最強のクイズ王決定戦』(TBS系)の予選に応募して、「あと1問」というところで敗退して。


その後、『アタック25』(テレビ朝日系)にも出場して優勝し、賞品のパリ・カンヌ旅行も楽しみました。


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■しみけんがきっかけ地下クイズと出会う

『アタック25』の優勝旅行で一緒になった伝説的なクイズ王・村田栄子さんとの縁で、「ホノルルクラブ」というクイズサークルに通うようになり、2年くらいクイズを勉強。

その後、管理職になって仕事が忙しくなり、クイズの世界からはしばらく遠ざかっていた鈴木さんが、地下クイズと出会ったのは、社会人クイズサークル『クイズ夜会』でのこと。

鈴木:隣の席に座ったのがしみけんさんで、『地下クイズ王決定戦』に出たというので、その動画を見てみたんですね。そうしたら、「これは勝てるかもしれない」と。


じつは、地下クイズで問題になるアンダーグラウンドな情報というのは、私が専門とする「マネーの世界」がほとんどなんです。殺人事件も性も金がらみ、薬物や裏社会の問題は地下経済そのもの。


「オカルト以外は全部お金のジャンル」と言っても過言ではなく、さらにオカルトは自分の趣味だったので。


その後、『地下クイズ王』にも出場して、前半は優勝ペースで飛ばしたのですが、最後は体力もあってか3位でした。

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■アンダーグラウンドな「正統派エンタメ」
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