今までにない硬質なビジネスドラマ 『ヘッドハンター』に称賛と悲鳴

テレ東が今期から始めた経済ドラマがアツい。

2018/04/23 07:00


 

■リアルすぎる…社会人から称賛と悲鳴

通常、ドラマというのは虚構であり、視聴者もそれを知っていて楽しむものだ。だからこそストーリーに起伏を作ったり、登場人物に現実離れしたキャラ付けを行なう。

しかし、本作は冒頭から落ち着いたトーンで始まり、徹底してリアルな描写、人間関係が描かれる。起きる出来事も会社員にとって普遍的なものであり、「現場を理解しないトップ」「転職への嫁ブロック」「人材を調べる方法(例えば技術者であれば特許の数を、専門のHPで調べる)」など、非常に具体的だ。

結果、ネット上では「ここまで作り込んですごい」「リアルすぎて胸に刺さる」など、悲鳴にも似た称賛の声が見られる。

https://twitter.com/info_san24/status/986118367655313408

https://twitter.com/i_i_i_i_i_coco/status/985881921975549954

しかしながら、江口演じる黒澤の謎めいた過去や、業界最大手の転職斡旋会社の老舗「ブリッジ」のシニアバイスを務める赤城響子(小池栄子)との謎めいた関係性など、今後の広がりを感じさせる要素も残っており、今後の展開に期待が持てる。


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■今夜放送の第2話は

視聴者に新鮮な驚きをもたらしてくれた『ヘッドハンター』。今夜放送となる第2話のあらすじを見ていこう。

(画像提供:©テレビ東京「ヘッドハンター」

大手企業・大急グループに吸収合併された「五陽テック」の元社員ながら、今や役員候補にまで登りつめた郷原泰三(高嶋政伸)。


(画像提供:©テレビ東京「ヘッドハンター」

しかし、郷原にとって五陽のDNAは今も誇り。内心ではやり方の違う大急に不満もあった。ところが、郷原が唯一心を許す親友の柳井君秋(正名僕蔵)は、黒澤和樹に転職話を持ち掛けられていた。


(画像提供:©テレビ東京「ヘッドハンター」

「新天地で存分に手腕を発揮してみないか?」 そんな2人の会話を大急の若手社員が聞いていた…。


『カンブリア宮殿』や『ガイアの夜明け』など、同局のビジネス番組が好きな人には強くオススメしたい作品だ。

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(文/しらべぇドラマ班・Sirabee編集部

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