戸塚ヨットスクール校長「体罰は有効」「甘やかすのが女の本性」発言に批判相次ぐ

かつて話題になった戸塚ヨットスクール。戸塚宏氏と坂上忍が体罰の必要性について大激論を繰り広げた。

坂上忍

かつて、体罰や罵声を浴びせるなど独自の教育方針が物議を醸した戸塚ヨットスクール。スパルタ教育という言葉を世に広めたほど厳しい教育が行われ、過去には生徒の死亡事故や行方不明事件も発生していた。

26日放送の『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ系)に同校の校長・戸塚宏氏が出演。俳優・坂上忍(50)と激しい討論を繰り広げて話題になっている。



 

■訓練生は「落ちこぼれ」

現在では4人の訓練生の他に、小学生を対象にしたジュニアスクールなども開校しているという。戸塚氏は訓練生について「落ちこぼれとしか言いようがない」と発言し、行動力が欠如していると語る。

番組スタッフが戸塚氏に体罰はいまでも行われているのかと聞いたところ、戸塚氏は「できないじゃない」と発言。マスコミが体罰反対を叫んだことによって、体罰に対する認識が厳しくなったと指摘。体罰の必要かと問われると「決まってる」と断言した。


また、親や教育者を対象にしたセミナーでも「体罰は進歩を目的とした有形力の行使」と体罰の必要性について語っていた。


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■「愛で育てる? ちゃんちゃらおかしい」

スタジオに登場した戸塚氏と坂上は大激論。「教育というのはいかに子供に不快感を発生させるか。叱責とかいわゆる懲罰の類である体罰が非常に有効」と持論を述べる戸塚氏に対して、坂上は「ときには理不尽は与えたほうがいい」と共感しつつも戸塚氏の指導方法は極端だと主張する。

さらに坂上は、自身の教育論が絶対的かのような態度の戸塚氏に「あなたの善悪が全てじゃない」と言い放つも、戸塚氏は「いや、すべて」と即答し、両者一歩も譲らぬ展開に。

そして、落ちこぼれる子供には共通項として「父性が弱い」ことを挙げた戸塚氏は「愛で育てる? ちゃんちゃらおかしい」と切り捨て、愛とは何かをスタジオに問いかける。そこで女優・本仮屋ユイカが「許すこと、認めること、受け入れること、わかり合おうとする努力」と持論を述べると、戸塚氏は声をあげて笑い始める。

戸塚氏によれば、「女性の愛は今。男の愛は将来」と男女で教育への愛が違うとし、女性は「ダメな子供を見たときに『かわいそう』で済む。男のほうが『将来どうなんだ』と考える。甘やかすのが女の本性」と切り捨てた。

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■「胸くそ悪い」と批判殺到
坂上忍体罰戸塚ヨットスクール直撃!シンソウ坂上
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