大谷翔平の捻挫は「走りこみ不足」が原因? 張本勲氏の持論に異論続出

左足首を捻挫した大谷翔平選手。張本勲はどう見たのか?

2018/04/29 12:00


 

■張本氏は再反論

ところが張本氏は「いやいやそれは練習が大事ですよ」とし、

「やっぱり数やらないと運動選手は。ベースの角を踏むのは正解なんですよ。少しでも手前を踏みたいから。だけど、鍛えてなければ怪我しますよ。


我々は嫌というほど走らされたからね、ほとんど怪我はしないんですよ、ぶつかってもね。心配ですよ」


と再反論。石毛氏は「足首はテーピングで固められるので、次の登板には支障はない」と庇うが張本氏は、

「走りこんでピッチャーやるとあの球は打てない。とくにアメリカのヘボバッターは打てませんよ。低いボールばっかり振ってるからね。そこに胸元に速い球投げるでしょ。


あの大谷の速い球は物凄いからね。ブルペンで見たとき怖いくらい速かったからね。しつこいようだけど怪我をしないよう走り込んでもらいたい」


と走りこみの重要性を説いた。


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■ネットの反応は…

張本氏の「走りこみ不足論」だが、ネットの反応は「時代遅れ」「今回の故障とは関係ない」と厳しい。


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■大谷選手への期待の裏返し?

毎回張本氏から厳しい評論を受ける大谷翔平選手。今回足首を故障したものの、投打に高い才能を見せており、その評価はアメリカでもうなぎのぼりだ。

ちなみにしらべぇ編集部が2017年に全国20~60代の野球ファン443名を対象に、「大谷翔平はメジャーに行くべきか」聞いた調査では、じつに6割が「行くべき」と回答している。

その才能を評価するファンは、かなり多い。プロ野球界では高い才能を持ちながら、怪我によって活躍できずに終わってしまう選手が数多く存在する。

それを「走りこみ」で防止できるか否かは意見がわかれるところだが、故障が選手生命を奪いかねないことは、間違いない。張本氏もその点を心配しているものと思われる。

大谷選手にはくれぐれも怪我をしないよう、気をつけてもらいたいものだ。

・合わせて読みたい→張本勲氏、室伏広治氏のトレーニングを全否定し物議 「なんの意味もない」

(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治 イラスト/ミキシマ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国20代~60代の野球ファン443名(有効回答数)

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