親友の転職理由が「お前が嫌い」 中年営業マンに残酷な現実『ヘッドハンター』

中年の悲哀あふれる展開に悲鳴。

エンタメ

2018/04/30 07:00

23日、江口洋介主演ドラマ『ヘッドハンター』の第2話が放送。「リアルで硬質な経済ドラマ」として大きな話題になった第1話に続き、現実に即したストーリーに注目が集まっている。


 

■営業一筋のアツい男

(画像提供:©テレビ東京「ヘッドハンター」

江口が凄腕のヘッドハンター・黒澤和樹を演じる本作。この日の放送で焦点が当てられたのは大手企業・大急グループで営業部長を務める郷原泰三(高嶋政伸)と、そんな彼が唯一心を許す親友の柳井君秋(正名僕蔵)だ。

(画像提供:©テレビ東京「ヘッドハンター」

もともとふたりは「五陽テック」の社員だったが、大急グループに吸収合併された経歴の持ち主。郷原に関して言えば決して順風満帆とは言えないサラリーマン生活だったが、五陽で教わった営業魂、不屈のDNAを胸に、今や役員候補まで上り詰めていた。

一方、エンジニアとして若い頃から活躍していた柳井は、黒澤から転職話を持ち掛けられる。大急のように大手企業ではないものの、役職も良く、給与は今より100万円アップと決して悪い条件ではなかった。が、そんな2人の会話を大急の若手社員が聞いており、噂はすぐに郷原に伝わった。


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■「競業避止義務」で引き止め図るも…

(画像提供:©テレビ東京「ヘッドハンター」

柳井をなんとしても引き留めたい郷原は、20年以上前に会社と交わした「競業避止義務」を持ち出し、柳井の転職を阻止することに。裁判も辞さない姿勢の郷原だが、黒澤は対立する赤城響子(小池栄子)に裁判沙汰になるかもしれないことを話す。

すると赤城はその情報を大急のクライアントに当たる企業に親切心で伝え、結果的に郷原は上司から柳井の引き抜きをやめるよう命じられる。企業イメージを考えた上層部の判断であり、つまり黒澤は赤城を利用したのだ。

(画像提供:©テレビ東京「ヘッドハンター」

その後、柳井は転職先の関連企業を経由することで「競業避止義務」を回避しながら転職することに。親友として、最後にもう一度柳井を引き留める郷原だが、柳井はどうしても転職がしたい理由を「嫌いなんだ、お前が」とコメント。

柳井の引き留めに失敗した郷原は関連企業に出向となり、部下たちからバカにされているのを目撃して、第2話は幕を降ろした。

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■「中年の悲哀」演じきる演技力に感服

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