過去を変えたせいで美少女が焼死? 『シグナル』北村一輝の嗚咽に胸がえぐられる
シナリオがとにかく面白い『シグナル』。北村一輝の熱演が凄い。
8日、坂口健太郎主演ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』(関西テレビ・フジテレビ系)の第5話が放送された。
これまで以上に胸をえぐられる展開に、視聴者からはさまざまな声があがっている。
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■連続窃盗事件の犯人は…
本作は無線機を通じて現在と過去の2人の刑事が繋がり、長期未解決事件に挑むヒューマンサスペンス。
この日の放送では、1998年に起きた高級住宅街で起きた連続窃盗事件に焦点が当てられた。犯人は同じ地区で1カ月の間に3件、しかもいずれも厳重なセキュリティーを破って被害者宅に侵入し、金品を盗んで逃走していた。
前科者リストの中には、かつて大山(北村一輝)が逮捕した元窃盗犯・工藤雅之(平田満)の名前もあったが、工藤はすでに足を洗ったと主張。娘の和美(吉川愛)もまた父を信じてほしいと大山に懇願するが、ここで無線機が再び繋がることに。
ヒントをくれと訴える大山に、犯人は周到な下調べをして犯行に臨んでいると語る健人。郵便受けに投函された郵便物で住人の情報を探っていた可能性を告げると、そこから工藤の指紋が発見され、逮捕に至る。
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■まさかの誤認逮捕? 出所した工藤の真意
だが、「伝説の窃盗犯」と言われた工藤は慎重な性格で、健人は彼がその事件だけ指紋を残したことに違和感を覚える。
その後、出所した工藤が誘拐事件を起こし、健人は捜査に携わることに。指紋を残し、カメラに顔を写していることは彼の性格からみて不自然で、身代金目的ではない他の理由があるのではと健人は推測するが、上層部は話を聞こうともせず。
服役していた刑務所に話を聞くに行くと、炎を見ると工藤がパニック発作を起こしていたことが判明。いわゆる「PTSD」で、原因は娘の和美が事故で焼死したことにあるという。
その後、健人が再び大山と無線機で繋がると、大山は自分を責め、むせび泣く…。どうやら大山の行動が原因となって工藤の逮捕に繋がり、和美の焼死が起こったようだ。