負けず嫌いは長所か短所か? トランプや酒の量さえ勝ちたい人も
たとえ小さなことさえも、負けるわけにはいかないのだ。
「負けず嫌い」は、向上心が強いところが長所といえる。しかし、他者を必要以上にライバル視する人は、敵を作りやすいのが欠点だ。しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,361名を対象に調査を実施。
「自分は負けず嫌いなほうだ」と思っている人は、全体で49.7%と高い割合に。世の中の2人に1人が、負けず嫌いとは意外である。
■若い女性は負けず嫌い
性年代別では、20代から30代の女性に多くなっている。
見た目は控えめな女性でも、じつは負けず嫌いなんてこともあるのだろう。
「同期とは仲がいいけど、仕事面で先を越されると悔しい気持ちがある。必死に隠しながら、表向きだけ仲間の成功を喜んでいる自分が嫌で…」(20代・女性)
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■若い男性は争いが好きでない
一方で20代男性は、唯一4割を切る少なさだ。
「争いは、あまり好きではない。誰かをライバル視して比べたりするから、メンタルがやられるんじゃないかな?」(20代・男性)
また身近にいる負けず嫌いの人を見て、「あんな風にはなりたくない」と思う人も。
「『他人は利用するだけのもの』と考えているような上司を見ていると、切ない気持ちになる。もっと協力していい関係を築かないと、いざというときに誰も助けてくれないと思う」(20代・男性)
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■負けず嫌いをつまらないところで発揮する
負けず嫌いの人たちは、たかが遊びでも本気の戦いになる。
「みんなでトランプをしたときに、『もう1回!』と何度も言ってくるヤツが面倒。結局、そいつが勝つまでやり続けた。トランプごときで、そこまで本気にならなくても…」(20代・男性)
酒の席さえ、勝負になるのだ。
「飲んだ酒の量まで、勝ちたがる同僚がいる。めっちゃ強い先輩と一緒に行ったときにも同じペースで飲み、酔いつぶれてしまった。それでも『あのときは、体調が悪かった』と言い訳している。負けを認めるのが、嫌みたい」(20代・男性)
負けず嫌いのいい部分を生かせば、社会的に成功する可能性もある。他者を思いやりながら、自分らしさを保てるかが鍵になるだろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,361名 (有効回答数)