木村多江が「妖怪のよう」 男女の覚悟の違いが残酷…『あなたには帰る家がある』

ついに、綾子(木村多江)が暴挙に! 佐藤家で繰り広げられた壮絶な修羅場の後、それぞれが決断を下していく…

2018/05/19 09:00


 

■木村多江の表現力に「妖怪の域」

全てを捨てる覚悟で佐藤家に乗り込んだ綾子。そんな、愛に飢える女性の狂気を見事に演じきった木村の表現力に、絶賛の声が相次いでいる。

https://twitter.com/_hromonly_/status/997474008193949697

https://twitter.com/step123go2018/status/997495199566675970

原作者である、直木賞作家の山本文緒氏も「原作よりヤバイ」と、絶賛した。


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■女たちの決断、茄子田の涙

親たちの修羅場に遭遇した麗奈は、精神的ショックから真弓の実家へ預けられることに。

秀明が退院してきた夜、真弓は秀明を「おかえり」と言って出迎えるが、「どうして浮気したの?」という質問に、秀明から「(浮気をする前は)この家に帰ってきたくないと思っていた」と聞かされてしまう。

全てを打ち明け、もう一度やり直そうとする秀明に、真弓は…「私、傷ついたよ。(中略)もう無理。別れよう」と、別れを切り出した。

一方茄子田家では、姑に追い出された綾子を茄子田が呼び戻す。茄子田は涙ぐみながら「俺は…お前を許す」と告げるが、綾子は…

「許さなくていいわ。(中略)私がアイロンをかけたシャツを着てほしいのは、あなたじゃない。あなたを愛していない…最初から、1度も」


綾子の言葉に、茄子田は激昂。しかし、それでも綾子は「別れてください」と意志を貫いた。


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■男女の覚悟の違いと、リアリティーに称賛

軽い気持ちで不倫に走り、バレたら逃げ帰る秀明と、全てを捨てる覚悟で秀明を愛する綾子。愛していたからこそ傷ついた真弓に、一途な愛情を抱きながらも、不器用すぎる茄子田。

男女の覚悟の違いや、それぞれの恋愛観を巧みに描き分けた脚本と、俳優陣の見事な演技に、絶賛の声が相次ぐ。

https://twitter.com/4646_460/status/997476143052701696

第6話は、これまでのストーリー以上に男性と女性で受け取り方が異なるストーリーだと思われる。タイムラインには、女性視聴者からの「男にはわからないだろうな…」という声が、数多く見られた。

一方から離婚を切り出された両家。茄子田家の新しい家は建つのか? そして、佐藤家は本当に離婚してしまうのだろうか…。

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(文/しらべぇドラマ班・もやこ イラスト/ミキシマ

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