なぜ世間は独身女性に厳しいのか　「結婚・出産」の呪いに苦しむ女性たち

ある年齢を過ぎても独身の人に対して、周りから「結婚しないの？」と冷たい視線が向けられることは珍しくない。

中でも女性の場合は結婚に加えて「子供はまだ？」と聞かれることもあり、辟易としている女性も多いはずだ。

 

■世間は独身女性に厳しい？

しらべぇ既報のとおり、全国20〜60代の独身男女631名に「結婚願望について」の意識調査を行ったところ、約4割「独身だと思う」、約2割が「独身でいたい」と回答している。進んで独身を選択する人もいる中、「結婚したほうが幸せだよ」「子供がいるほうがいい」と言う人は少なくない。

独身を望んでいる人からすれば、こういった言葉は呪詛のようにも感じられるだろう。「独身を貫きたい」と思っていても、周りからのプレッシャーを受けて「結婚しないといけないのかな？」と考えが変わってしまうことも。

その中でも、とくに女性の場合はこれら「呪いの言葉」を向けられる機会が多いようだ。このことについて、女性向け匿名掲示板『ガールズちゃんねる』の「なぜ女だけ独身だと色々言われるのか」というトピックでは、投稿者の女性がこう訴えている。

「なぜ女性は独身が許されないのか、どうして女性だけなのか」という悩みに、掲示板では数多くのコメントが寄せられた。

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■「子供を産むと幸せ」が根強いから？

「なぜ独身女性に厳しい声があるのか」という疑問について、掲示板からは「結婚して子供を生むのが幸せという価値観がある」「女性は男性にくらべて働けない」といったさまざまな声が。その多くは古い価値観であるとわかっていながらも、実際にそう思ってしまうという女性も見受けられた。