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日大・宮川選手(20)が記者会見 テレビ局の遠慮ない「顔のアップ」に批判の声

日本大学の選手が関西学院大学の選手へ悪質なタックルをしたとして、負傷させた宮川泰介選手(20)22日に記者会見を開いた。

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(PhonlamaiPhoto/iStock/Thinkstock)

6日のアメリカンフットボール第51回定期戦で、日本大学の選手が関西学院大学の選手へ悪質なタックルをしたとして、負傷させた宮川泰介選手(20)と代理人の弁護士が22日に異例ともいえる記者会見を開いた。

背後からの激しいタックルについて、監督・コーチから、反則行為の指示があったことを明らかにした。

 

■「顔を出さない謝罪はない」

今回の会見は宮川選手の要望で行われたとし「顔を出さない謝罪はない」との理由で顔出しすることを決意したという。宮川泰介選手は緊張した面持ちで会見に臨み、今回の騒動、被害選手やその家族へ「深く反省しています」と謝罪。

監督やコーチから「やる気が足りない、闘志が足りない」といった理由からメンバーから外され、監督からは「宮川なんかはやる気があるのかないのかわからない」、コーチからは「練習に出さない」などと追い込まれていたことを明かす。

また、「相手のクォータバックを潰しに行け」と指示されたとし、コーチからは「できなかったじゃ済まされない。秋の関西学院大の試合でクォータバックがケガをしていれば得だろう」と言われたと語った。

 

■「胸が痛い」「涙が出る」

20歳になったばかりの学生の異例の記者会見。「どこで判断を間違えたと思いますか?」「もう一度アメリカンフットボールをやりたいとは思いませんか?」など、取材陣からは厳しい質問が寄せられたが、自分自身の言葉で一つひとつ丁寧に受け答えていた。

その姿に、ネット上では「胸を痛める」「立派な記者会見」と称賛する声が寄せられた。

 

■遠慮ない「アップ」に怒り

会見冒頭、代理人の弁護士は、宮川選手がまだ学生であることを考慮し、メディアに対して「顔のアップなどしないよう配慮を」と伝えていた。

しかし、『グッディ』(フジテレビ系)や『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ系)などでは、謝罪や質疑応答に至るまで宮川選手の顔をアップで放送していた。そのことについても、ネットでは「配慮すべき」と怒りの声が相次いでいる。

 

「顔を出さない謝罪はない」と顔出しのリスクを背負ってまで、記者会見を開いた宮川選手。今後について「フットボールを続けていく権利も意志もない」と語っていたが、未来ある若者がこれほどまでに疲弊する原因を生み出した監督、コーチの責任は重いといえるだろう。

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(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん

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