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原晋監督「学生の問題を他人事のように」 日大の対応に激怒、称賛相次ぐ

日大アメフト部の悪質タックル問題。22日の会見と一連の大学側の対応やコメントに青学・原晋監督が激怒

社会

記者会見のカメラ

(suriya silsaksom/iStock/Thinkstock/画像はイメージです)

しらべぇでも既報のとおり、今月6日のアメリカンフットボール第51回定期戦にて、日本大学の選手が関西学院大学の選手へ悪質なタックルをした問題について、22日、日大の当該選手が弁護士らとともに異例の記者会見を行なった。

会見の内容やその後の日大広報部の対応について、23日放送の『ビビット』(TBS系)でも特集が組まれ、そこでの青山学院大学の原晋監督のコメントが、注目を集めている。

 

■青学大・原監督、日大の対応に怒り

青山学院大学・陸上競技部の監督を務める原監督は、22日の会見のVTRを見て、日大の関係者が1人も同席せず、20歳の学生がたった1人で会見に臨む光景に、疑問を呈した。

「彼は学生。学生スポーツで起こった出来事で、それに対して公の場に1人で行く必要があるのか。サポートする大学職員、部長先生、なぜ同席していないのか。根本的に大学スポーツのあり方が問われます」

 

と、怒りを滲ませた。また、原監督は会見場が日大でなかったことにも「大学には広報部も学生部もあるでしょうし、体育局もある。なんらかの部署が正式にやるべきではないか」と、大学側が設定すべきであると強調した。

 

■日大のコメントにも呆れ「他人ごとのよう」

また原監督は、当該選手が監督やコーチから強いプレッシャーをかけられていたことにも「(選手を)道具としか思ってないんでしょうね」と呆れ、「本来、学生スポーツは学生が自立するためのサポートをスタッフがやるべき」と指摘。

さらに、「それを指導者が前面に出して支配するという構図はどうなのか」と首を傾げていた。

また、原監督は会見後に日大広報部が発表した、「『1プレー目で(相手の)QBを潰せ』という言葉があったのは事実だが、『最初のプレーから思いっきり当たれ』という意味だった」とのコメントには絶句。

「広報部、誰を見て仕事してるんですかって話ですよ。…学生の問題を他人ごとのように…誰を守ろうとしているのか」

 

と、呆れ果てた様子でコメントした。

 

■原監督のコメントに共感の声が続出

大学の運動部で監督を務める原監督の怒りを滲ませたコメントは、視聴者から多くの反響が寄せられている。

「原監督が思っていたことを分かりやすい言葉で代弁してくれた」という声が目立つ。また、「大学や指導者が選手・生徒を守るべき」と訴える原監督の言葉には、称賛の声も。

今回のことで、日本代表選手にも選ばれる実力を持ちながら、アメリカンフットボールを辞めることを宣言した日大の当該選手。有望な選手の将来が失われてしまったことが、残念でならない。

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(文/しらべぇ編集部・もやこ

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