カーリング女子の「もぐもぐタイム」を会社に 一部では非難の声も
お菓子を囲んで、コミュニケーションを取る会社も。
平昌オリンピックで銅メダルを獲得した、カーリング女子。彼女たちがハーフタイムにお菓子や果物を食べる「もぐもぐタイム」に、多くのメディアが注目した。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の「もぐもぐタイム」を知っているの男女988名を対象に調査を実施。「集中している時間の間に『もぐもぐタイム』を取るとこがある」と答えた人は33.1%で、全体ではまだまだ少数派のようだ。
■みんなで食べてコミュニケーション
性年代別では、すべての年代で女性のほうが多い割合になっている。
女性は、お菓子好きが多い。食べるほどに、がんばれるのだろう。
「チョコやクッキーなど、甘いものを取ると落ち着く。ちょっとした自分へのご褒美があればそこそこがんばれるし、またその先も乗り切れる」(20代・女性)
みんなで小休憩を取れば、コミュニケーションの場にもなる。
「うちは、ほぼ女性の職場。外出していた人がお菓子を買ってきたときには、みんなで仕事を中断する。お菓子を囲みながら会話するのは、いい気分転換になり交流も深まるから」(30代・女性)
まさに、「もぐもぐタイム」と同じ光景だ。
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■男性は「もぐもぐタイム」が苦手
男性からは、「集中しているときには、休憩を挟みたくない」との意見も多い。
「集中しているときには、一気に仕上げたいタイプ。『お菓子があるよ!』とか声をかけられたら、集中力が途切れるから嫌だな」(30代・男性)
共有が好きな女性の心理を、理解できない男性もいる。
「各自がそれぞれ買ってきたお菓子を食べるならわかるけど、お土産とか囲んでワイワイする女性たちが理解できない。『そこまでして、話したいのかな』って思う。僕は早く終わらせて、帰りたいから」(20代・男性)
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■「もぐもぐタイム」に批判的な人も
職場でお菓子を食べる行為を、あまり快く思っていない人もいる。
「お菓子ばかり食べて、あまり手が動いていない人に悩んでいる。いつも終わり際になって、バタバタしているのがイライラしてしまう。時間の使い方が下手すぎる」(30代・女性)
タバコ休憩を、例に出す人も。
「タバコ休憩と同じようなもの。ちょっとくらいなら容認できるけど、あまりに長かったり回数が多かったりすると、サボりに思えてしまう」(30代・男性)
集中力を長時間持続するのは、至難の業である。ちょっとした休憩を挟むことで気分転換になるなら、大目に見て欲しいと思うのが本音のところだろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代カーリングのもぐもぐタイムを知っている男女988名(有効回答数)