杉村太蔵、日大アメフト部問題は「氷山の一角」 「部活強豪校の指導体制調査」を主張

杉村太蔵が部活動の強豪校について適切な指導が行われているか調査すべきと主張

2018/06/03 15:30

杉村太蔵
(写真提供:JP News)

3日放送の『サンデージャポン』(TBS系)で、日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックル問題を議論。そのなかで杉村太蔵が、部活動強豪校の指導体制について調査するよう主張する場面があった。



 

■太田光「もう1回プレーを検証するべき」

番組では日本大学アメリカンフットボール部の話題が取り上げられ、今週内田正人前監督の進退問題など、一週間のニュースが放送される。

この件について太田光は「日大の話に移っちゃっているけど、もう1回ちょっと戻してあのプレーがどうだったのか(検証するべき)」と指摘。

続けて試合中審判が1回目のタックルで退場にしなかったことに触れ、

「しつこいようだけどあそこで試合が止まらなかったことがもの凄く不思議で、審判は文句言ったっていうけれど、審判の権限がそれでいいのかっていうね。もうちょっと没収くらいの審判が権限を持ってないとおかしいし、安全なゲームができない。


関学連の報告書にしてもそのへんがはっきりでてこない。日大だけの問題だけじゃなくて、内側にいる人が違和感を持たないということは、日本アメリカンフットボール全体が抱えている問題」


と、指摘する。


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■杉村太蔵が強豪校の指導体制を調査するよう提言

議論に口を挟んだのが杉村太蔵。

「スポーツ庁に言いたいのはね、氷山の一角ですよ。日大のアメリカンフットボールだけじゃなくて、全国の強豪校と呼ばれる部活動の指導体制。これが本当にパワハラのような教育現場で行われるべきことかということを調査してほしい」


と、強豪校にありがちといわれる日大アメフト部のようなパワハラ指導が本当に行われていないのか、スポーツ庁が調査するべきだと訴えた。これには太田も同調し、

「アメリカンフットボールを日本人風にうまく翻訳できてない気がするんだよね。野球とかってメジャーから来て野球道みたいなところに落としこんだじゃない。それが全体的にスポーツに…」


と根性主義になりがちな日本のスポーツ界について、苦言を呈した。


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■体罰は減っているが…

スポーツの強豪校では人材が豊富なため、内田前監督のようにプレッシャーを掛けふるいにかけるような指導や、暴力や厳しい言動で選手に「気合いを入れる」ことが多々あるといわれる。

杉村太蔵のいうように、そのような指導体制が「日本大学アメフト部だけ」とは考えづらく、スポーツ庁が適切な指導ができているか調査する必要があるかもしれない。

ちなみにしらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,348名に学生時代教師から体罰を受けたことがあるか聞いた調査で、「ある」と答えた20代は男性15.9%、女性11.4%。ほかの世代と比較すると、かなり低くなっている。

この調査はあくまでも「教師から」であり、「部活動」とすると、また割合が変わる可能性がある。また、体罰ができない分今回のように「厳しい言葉」で威圧し、言うことを聞かせる指導者もいると聞く。

今回の日大アメフト部と同じような事案を起こさない意味でも、本当に部活動で適切な指導が行われているか、スポーツ庁がチェックする必要があるかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年2月20日~2016年2月24日
対象:全国20代~60代の男女1348名

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