脚本傑作すぎる…今夜最終回『ヘッドハンター』黒澤と灰谷の過去が判明

最終回は山本耕史が登場!

2018/06/04 07:00


 

■黒澤と灰谷のこれまで

(画像提供:©テレビ東京「ヘッドハンター」

一方、これまで各話エピソードの裏で描かれてきた黒澤の過去をめぐるストーリーも進行。

黒澤には父親が勤務先の銀行で不祥事に巻き込まれた過去があり、苦学して夜間大学を卒業。小さな町工場を経営していた男に拾われたのだが、野心家だったためにアメリカに渡り数々の企業を転々とするように。

その後、帰国した黒澤は、外資系ファンド会社の担当としてその恩師の町工場を買収。社員は露頭に迷い、社長は一人娘を残して自殺していた…というのが先週までに判明していた内容だった。


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■じつは2人は同期だった

(画像提供:©テレビ東京「ヘッドハンター」

そして、この日の放送では灰谷(杉本哲太)と黒澤の過去が明らかに。灰谷によると、ふたりは「オイカワ工業」という名の、従業員300名足らずの小さな機械会社の同期だったのだ。

つまり、灰谷は路頭に迷った従業員の1人。4年前に黒澤から「一緒に会社をやってくれないか」と誘われたとき、灰谷は「お前のこと、殺したいほど憎んでいる」と返すほどだったという。

だが、それに対して黒澤は「俺が道を誤ったらいつでも殺してくれ。そのために一緒にやるんだ」と返答。灰谷は及川家とかかわらないことを条件に引き受けたという。

かつて、組織の従業員だった黒澤。しかし、今はそんな組織という存在を憎んでいる。清濁併せ呑んだ黒澤という男の、輪郭がほんの少しだけ見えた瞬間だった。

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