124時間連続勤務をさせられた元従業員がホテルを告訴 「よく行動できた」と称賛相次ぐ
最長で124日間の連続勤務に、月200時間の残業代未払い…。
働き方改革関連法案が参院本会議で審議入りした4日。札幌では、元従業員がホテル運営会社を労働基準法違反の疑いで告訴していた。
最長124日間の連続勤務に、月200時間の残業代未払い…。凄惨な労働環境に立ち向かった元従業員に、ネットでは称賛の声が相次いでいる。
■124時間連続勤務・月200時間の残業代未払い
ホテルを告訴した元従業員は、40代~50代の調理師3人とカフェの従業員1人の計4人。4人は労働基準法で定められる週1回の休日を与えられず、50代調理師にいたっては、2016年から2017年にかけて最長124日間の連続勤務を強いられたという。
また、1カ月の残業時間は多いときで200時間を超え、1人当たり約630万~700万円の残業代が未払いだったとも報じられている。
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■「あまりに酷すぎる」
今回の報道に対し、「Yahoo!ニュース」のコメント欄には、「労働環境があまりに酷すぎる」とホテルへの怒りの声が相次いでいる。
「ほかの方も書いていますけど、124日連続勤務っていうのはあまりに酷すぎます。このホテルの雇用体制はかなり問題がありますし、まさにブラックですよね」
「相当なブラックですね。我慢してよく働いてこれたものですね。堪忍袋の緒が切れたということでしょうか?」
「辞めたらよかったのに、じゃ済ませられない現実がそこにあったんやな。気の毒としか言いようがない。賠償金もちゃんと払ってくれたらいいが…」