「肺炎でも食中毒でも出勤しろ」 ブラック企業が強要する恐るべき「洗脳」の実態とは

「働き方改革」が叫ばれているが、世の中には恐ろしい会社もまだまだある。

社会

2018/06/06 08:00

風邪
(AH86/iStock/Thinkstock)

しらべぇで何度かお伝えしてきた「ブラック企業エピソード」。GPSを使って残業時間の証拠を自動で記録できるスマホアプリ『残業証拠レコーダー』を開発した日本リーガルネットワーク社が、体験談を募集しているものだが、なかなかに壮絶な内容だ。



 

■朝4時まで仕事、後輩に8万円おごりも

りささんの投稿は、まず勤務時間が凄まじい。

「出勤時間13時。退勤時間平均4時。朝です。当たり前に電車では通えないので営業の子たちは全員近くに社宅として住まわされていました。ちなみに私は役職があったので、一人で会社から徒歩2分のところに住んでいました。他の子たちはみんな同じマンションに住んでます」


看護師のような職種では、夜勤や準夜勤も珍しくないが、りささんの仕事は営業。さらに、営業ゆえのコストも少なくなかったようだ。

「営業に使うケータイ代が『1万以外は自腹』なので、その分のケータイ代と家賃で基本給が全部なくなりました。営業なので歩合で生活です。上の人が下の子たちのお金を全額出すというしきたりがあり、ご飯に行けば全てこちら持ち。一度、8万円も自腹で切ったことがありました」


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■「それが正しい」と洗脳されていた

世の中的には「週休2日制」の会社が一般的だが、りささんの場合、休日が少ないだけでなく会社内のつきあいがプライベートを圧迫する生活に。

「しかも週に一度しか休みがなく、休みの前の日は朝まで遊びます(コミュニケーションの時間として上司に連れて行くよう強要されてました)。休みの日も何人か社長に呼ばれて、朝までロープレやらしょうもない話を聞かされてました。


でも、それが正しいことと洗脳されていたのでおかしいと何年も思っていなかったです。新卒で入ったのでそれが社会だと思ってました」

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■肺炎や食中毒でも「出勤しろ」

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