
昨年3月に起こった、千葉県松戸市の当時小学3年生だったベトナム国籍の女児(9)が、全裸遺体となって用水路から発見された痛ましい事件。
この事件で逮捕された、女児が通っていた小学校の保護者会の会長だった渋谷恭正被告(47)の初公判が4日に行われ、そこで「証拠品」としてあげられた品々が、「おぞましすぎる」と怒号が飛び交う事態に。
■用水路に遺棄された、女児の全裸遺体
渋谷被告の初公判の詳細な内容について、「東スポweb」が報じた。
渋谷被告は2017年3月24日、被害者女児の自宅周辺で、女児を所有していた軽乗用車に乗せて連れ去り、車内でわいせつな行為をしたうえ、ネクタイで首を圧迫し窒息死させた。さらに、千葉県我孫子市内の用水路脇に女児の全裸遺体を遺棄した疑いが持たれている。
検察側は、軽乗用車のマットなどに付着した血液と、車内にあったあったネクタイから被害者女児と同じDNA型が検出されたことを指摘した。
関連記事:10歳女児とホテルで性行為&撮影 43歳男の卑劣さに怒りの声
■SM器具に足手錠、混じり合った唾液
さらに、証拠調べではおぞましい証拠品の数々が。犯行現場となった車内から、金属製の足手錠にバイブレーダーが4本、ヒョウ柄の革手錠などが発見されたというのだ。
また、被害者女児の司法解剖を行った教授からは…
「左右の上肢、下肢には帯状の表皮剥奪があった。膣や肛門には棒のようなものを挿入した時などにできる出血があった」
との証言があったという。また、検察側からは女児の遺体に付着していた被告の唾液などから検出されたDNA型は2人の混合したものであるとも指摘。
淡々とした司法の堅い言葉ではあるものの、9歳の女児に対するあまりに惨たらしい犯行が、脳裏に浮かび上がってくるようである。