『二度目の人生』ヘイトスピーチ炎上で声優が降板 「内容も差別的」と指摘も
テレビアニメ化される人気ライトノベル『二度目の人生を異世界で』が炎上騒ぎに。ヘイトスピーチや、主人公の設定がひどすぎると話題。
10月からテレビアニメ化されるライトノベル『二度目の人生を異世界で』に出演予定だった声優の増田俊樹、安野希世乃、中島愛、山下七海の4人が6日、降板を発表する事態となっている。
■「悔悟の念」を込めてアカウント削除
原作者のまいん氏が2013年頃に自身のツイッターで、中国や韓国に対するヘイトスピーチを繰り返していたことが発覚してからというもの、炎上状態が続いていた。
これを受けてか、声優らは公式サイトやツイッターで降板を発表。理由については明かされていないが、ヘイトスピーチが関係していると考えるのが自然だろう。
また、まいん氏は5日に自身のツイッターで「多くの方に非常に不快な思いをさせてしまう、不適切な表現がありましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。「悔悟の念」を込めて、アカウントを削除することも明かした。
https://twitter.com/mine_time2010/status/1003939970925486080
関連記事:王貞治会長の再婚報道に「2回もびっくりした」の声が相次ぐワケ
■「人種差別はもってのほか」
報道を受け、ネット上では「降板して当然」「アニメ化も中止してほしい」と怒りの声が相次いでいる。人権を侵害するような差別発言をする作者の作品は許せないという声があがった。
『二度目の人生を異世界で』アニメ化で声優が次々と辞退する事態。作者の差別発言したのだから「当然の結果です」としか思わない。
— ☕️ヤ マ ム ギ❗️🍵 (@8E52Mugi) June 6, 2018
「二度目の人生を異世界で」の降板騒動、大体妥当だなと。
声優さんが降板発表するのは、イメージを守るためにも間違った判断ではないと思う。
作中で差別的描写があるのは流れを考えれば問題ないが、作品の外でヘイトスピーチはあかん。
手塚治虫が何かで書いていたが、基本的人権は守らんと。— Maxしぐれん (@Sigureya) June 6, 2018
二度目の人生があーだこーだの作者これはダメやろ。人種差別なんて以ての外や。最近いざこざこそ多いけど、だからって差別しちゃあかん。中国、韓国人のアニメファンの人不快な気分にさせて申し訳ない。
— サクマドロップス (@ywd26RFubDwiio3) June 6, 2018