「腐り芸人」インパルス板倉、盲目の濱田祐太郎をさりげなくフォローし喝采浴びる

7日放送の『アメトーーク!』にて「立ちトーーク」企画が実施された。

2018/06/08 11:30

板倉俊之
(画像は板倉俊之公式ツイッターのスクリーンショット)

7日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日・ABC系)にて、「立ちトーーク」企画が実施された。テーマを決めずに立ったままフリートークを展開する恒例企画だ。

『R-1ぐらんぷり』2018年王者の濱田祐太郎が初出演し、得意の「盲目トーク」などでスタジオを大いに盛り上げた。



 

■R-1王者・濱田祐太郎が初登場

大阪で一般人から愛あるいじられ方をしているという濱田は、ハンディキャップを笑いに変換する高度な話術を披露した。しかしスタジオトークが次第に転がり始めると、なかなか話に入っていけなくなっていく。

そんな中、トークは「デリカシーのない女性」の話題に。そこへ躍り出たのが板倉俊之(インパルス)だった。

板倉は「控室を全然出ていってくれない人」に言及。とあるイベントの待ち時間で睡眠を取ろうとする板倉の近くに、息を殺して居座るスタッフがいたのだという。

そのスタッフの立てるわずかな物音に意識が引っ張られ眠れなくなってしまった板倉は、「この状況を楽しもうと思って、何を食べているか音で当てるゲームを始めた」と謎の一人遊びを告白した。

「濱田くんに褒めてほしいんだけど」と前置きした上で、そしゃく音だけでそのスタッフがアルフォート(ブルボン)を食べていることを的中させたエピソードを披露。濱田も「アルフォートはなかなか当てられないです!」と絶賛した。


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■板倉のさりげない優しさに感動するファン

最近では「腐り芸人」などと呼ばれ、死んだ目で売れっ子に毒づくキャラが定着しつつあった板倉。そんな板倉が見せたさりげない優しさに、嘆息する視聴者が後を絶たなかった。

https://twitter.com/vs_atode/status/1004741099066290186


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■障害者いじりは笑えない?

しらべぇ編集部が20〜60代の男女1,358人を対象に調査を実施したところ、自らの障害をネタにしたトークを「笑える」と明言した人はほんの一握りであることが分かった。

障害者 調査

モラルの意識が邪魔している部分は当然あるだろう。それだけでなく、話者に悪い意味での「自虐」が感じられるケースも多いと考えられるため、手放しで笑える人が少ないという結果は当然のものと言える。

そうした状況で、濱田のような「障害者あるある」を嫌みなく笑いにできる才能が世に出てきたのは喜ばしいことだ。健常者と障害者の間にある見えない溝を、少しでも埋めてくれる存在になっていくことに期待したい。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の男女1,358名(有効回答数)

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