高所得者に多い「1日24時間は足りない…」 それなら低収入でいい人も

人生の優先順位を考えながら、一番重要だと思うものに時間を使うのが有意義なのだろう。

2018/06/10 18:30

徹夜・残業

忙しい日が続くと、気持ちにも余裕がなくなってくる。「1日がもっと長ければ、仕事に追われなくても済むのに」と思っている人も多いだろう。しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,361名を対象に調査を実施。

「1日が24時間では足りないと思う」と考えている人は、42.7%。半数近くもの人が、時間に余裕がないと感じている。


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■仕事が終わらないので…

性年代別では、30代から40代の男性に多くなっている。

1日24時間では足りない年収別グラフ 働き盛りの世代が、時間が足りないと思っているのだ。

「仕事をいくら片付けても終わらず、自分の時間が持てなくなっている。このままでは気持ちにも余裕がなくなるから、なんとかしたいんだけど…」(30代・男性)


「たとえ24時間以上になっても、さらに仕事の量が増えるだけだと思う。現実的には人員を増やすのが一番な解決策だけど、うちの会社にそんな余裕もなさそうだし…」(40代・男性)


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■休日も時間が足りない

仕事で忙しいときだけでなく、休日さえも時間が足りないと思っている人も多い。

「休みの日には予定を入れたい性格なので、よく日帰り旅行に行く。ただ、きちんと観光やグルメを楽しむには、やっぱり時間が足りない」(20代・男性)


「休日は、ゆっくり過ごしたいと思う。あまりにゆっくりしすぎて、気がついたら『サザエさん』の時間ってことも…。そんな日は、ものすごい罪悪感を感じてしまう」(30代・男性)


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■高収入は忙しい

年収1,000万円以上は、6割以上と高い割合である。

1日24時間では足りない収入別グラフ

やはり高収入の人たちは、多忙なのだろう。

「睡眠時間を削るほどに忙しく、家族との時間も取れないなら、たとえ収入が少なくても余裕があるほうがいい。お金には変えがたいものが、そこにはあるから」(30代・男性)


「家事代行サービスとかは、時間をお金で買う感覚だと思う。共働きをしている夫婦は、導入を考えてみるのもいいかも」(30代・女性)


どんな妄想を働かせても、やはり1日は24時間しかない。人生の優先順位を考えながら、一番重要だと思うものに時間を使うのが有意義なのだろう。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年3月23日~2018年3月27日
対象:全国20代~60代の男女1,361名 (有効回答数)

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