張本勲氏、大谷翔平選手の右肘故障は「走り込み不足が原因」と発言 「意味不明」の声も

右肘内側側副靭帯損傷のため故障者リスト入りした大谷翔平投手。それを聞いた張本勲氏は…

2018/06/10 12:00

10日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が右肘内側側副靭帯損傷したエンゼルス・大谷翔平選手についてコメント。その内容が物議を醸している。



 

■肘の故障は「走り込み不足」が原因と力説

張本氏は右肘を痛めた大谷選手について、「メスを入れたら1年くらいかかる」と指摘。「投手生命に関わる怪我」と評し、打者としても重要な箇所で、影響があると説明する。

関口宏から「どうしたらいいですか」と声をかけられた張本氏は、

「何回も言ってるけど走り込んでないから。脚で投げるからピッチャーは。脚が始動して、最後は脚だから。手はあとからついて来ることですから。これは大投手みんな同じことを言ってますよ。


一番苦しいし、一番嫌なことだし、一番大事なことをやらなきゃね、スポーツ選手は成功しませんよ」


と、大谷翔平選手が右肘を故障した原因は、「走り込み不足が原因」と指摘。そして、

「練習練習を重ねて長続きするような選手になってもらいたいけど。もう大谷は一番心配ですよ」


と、大谷選手の今後について心配の声を上げた。


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■ネット民は「理解できない」

「右肘の故障は走り込み不足が原因」とした張本氏に、ネット民は「肘なのに脚は関係ない」「意味がわからない」などと、反発の声が噴出している。


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■支持する声も

一方で「大谷がどれくらいトレーニングをしているかわからない」としながらも、張本氏の理論を支持する声もある。


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■張本氏を見返すような活躍に期待

張本氏の「右肘の故障は走り込み不足」説を支持するか否かは意見の分かれるところだが、大谷選手に訪れた選手生命を奪いかねない危機に心配する人が多いのは紛れも事実だろう。

野球人気が落ちつつあるといわれる状況で、「投げて160キロ、打って大ホームラン」の大谷翔平選手の活躍は、興味のない層の関心をも惹きつけるもの。ここでそのキャリアを終わってしまうことは、あまりにも惜しい。

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,332名に野球のルールを認知しているか聞いた調査では、20、30代女性の4割が「知らない」と回答している。

野球のルールがわからない性年代別グラフ

長年野球少年の夢であり続け、日本野球を全世界にアピールする存在だったイチロー選手が「セミリタイア」した2018年。大谷選手がその後継者と目され、アメリカ・日本両国で高い注目を浴びていただけに、今回の故障は残念だ。

しかし、右肘内側側副靭帯損傷についてはダルビッシュ有投手や田中将大投手など、多くの選手が適切な手術や治療を受けることによって復活しており、時間はかかる可能性はあるが、大谷選手もそうなる可能性が高い。

今後どのような治療法を選択するのは現状不明だが、まずは故障を完璧に直し、また張本勲氏を見返してほしい。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治 イラスト/ミキシマ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年3月24日~2017年3月26日
対象:全国20代~60代の男女1,332名 (有効回答数))

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