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新幹線車内での無差別殺傷事件 「容疑者がオタク顔」と飛び交うネットの声の危うさ

オタクは問題を起こしやすいのか?

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こんにちは、元アイドルでコラムニストの小川満鈴(おがわみな)です。

9日夜、東京発新大阪行きの東海道新幹線のぞみ265号の12号車で乗客の男女3人が小島一朗容疑者に刃物で刺される事件が起きました。30代の男性が死亡し、20代の女性2人が軽傷を負ったということです。

事件の起きた12号車の後方に乗客としてその場に居合わせていた女性によると、小島容疑者は2列シートの通路側に座っていたが、突然立ち上がり刃物を隣の席の女性に振り下ろしたとのこと。

すでに逮捕された小島一朗容疑者は調べに対し、「誰でもよかった、むしゃくしゃしてやった」と発言しているのだそうです。

 

■ネットでは「アニメオタク」との情報が

小島一朗容疑者の顔がニュースに報道されSNSを中心に「アニメオタク」っぽいという発言を多く確認できます。

 

■オタクは顔に出るものなのか?

いわゆる「オタク像」というのはメディアが作ったものなのか? それとも本当にそのような人相などがあるからこそメディアが報じているのか? これは私の見解ですが、「両方ある」と考えています。

自分はアイドル活動をしてきたので、ファンの方々はいわゆるメディアが報道するような「オタクの方々」でした。そして、確かにアイドルやアニメに精通している方は、見た目にあまり気を使わないのも事実です。

例えば、ロックフェスに女性と来る人と、コミケやアイドルのライブに来る方々の雰囲気や見た目には相当の差があります(どちらが良い悪いではなく)。

小島一朗容疑者が現時点でそういったオタクなのかは判明していませんが、確かに「系統」として「なくは無い」と思われてしまう部分はあるように感じます。

しかし、今後もしオタクだった場合、宮崎勤事件や10年前の秋葉原の殺傷事件のように、マスコミがオタクを吊るし上げて叩くという流れだけは同意できません。

 

■10年前の丁度同時期に起きた秋葉原の事件がよぎる

今回の事件を知った時、私はその現場にいた、ちょうど10年前の今に起きた秋葉原の無差別殺傷事件を真っ先に思い出しました。

今後この小島一朗容疑者への取り調べで徐々に色々なことが判明していくでしょうが、もしかすると「10年前の秋葉原の事件を模倣した」と供述する可能性もあるでしょう。

 

■オタクに魅力はあるのか?

しらべぇ編集部が全国20代~60代の男女1,348名に「普通の人よりオタクのほうが魅力があるか」を調査した結果、若い人、しかも男性はオタクに魅力があると回答した。

オタクは魅力的性年代別グラフ

最近はオタク文化を「サブカル」と呼んだりと、オタクへの理解は深まってきました。ある意味ではオタクという言葉はすでに死語になっているのかもしれません。

しかし、このような事件が起き、容疑者がアイドルやアニメを趣味としていた場合、マスコミはこぞって叩きます。ただ知っておいていただきたいのは、ジャンルや趣味に問題があるのではなく、その本人に問題があるということです。

警察だって教師だって、きびしい学歴社会を突破してきたはずの政治家だって同じような事件を起こす可能性はあるのですから。

・合わせて読みたい→代々木駅前、半裸の男が刃物を持って立てこもり「花火発砲」 特殊部隊突入

(文/しらべぇ編集部・小川 満鈴(おがわん)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代~60代の男女1,348名(有効回答数)

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