サッカーW杯、日本が属するグループHは「3強1弱」? 対戦国は強豪ぞろい
FIFAワールドカップ・ロシア大会が6月14日にとうとう開幕した。日本がグループリーグで対戦するチームについて解説する。
サッカー日本代表は、19日にいよいよFIFAワールドカップ・ロシア大会の初戦を迎える。しらべぇ編集部ではこれを記念して、サッカー初心者に向けた入門記事を全4回で展開する。
第3回目となる今回は、日本がグループリーグで対戦するチームについて解説したい。
普段あまりサッカーに親しんでいない人からすると、おそらくどの国も一体どんなチームでどれくらい強いのか、想像もつかないことだろう。ここでは、各チームの特徴を簡単に知ってもらう。
■コロンビアと言えばハメス・ロドリゲス
日本時間6月19日21時キックオフの初戦で対戦するのは、コロンビア。4年前のブラジル大会ではベスト8進出を果たしている南米の強豪だ。
そのブラジル大会でも、日本はグループリーグでコロンビアと対戦している。結果は1-4で完敗。世界との大きな差を痛感させられた、因縁の相手であるとも言える。
高い守備力と切れ味鋭いカウンターが特徴のチームで、決定力も高い。ホセ・ペケルマン監督が2012年から指揮を執り続けており、チームとしても円熟期を迎えている。
ヨーロッパの強豪クラブに所属するスター選手が数多くひしめく中、とくに注目なのがMFハメス・ロドリゲス(バイエルン/ドイツ)だ。世界最高峰の選手の1人とされ、左右の足を使い分けて高い得点力を誇る。
また、ベテランストライカーのFWラダメル・ファルカオ(モナコ/イタリア)が、自身初出場となるW杯にモチベーションを上げているであろうことも想像に難くない。
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■長身プレイヤーがそろうセネガル
24日24時から行われる第2戦では、セネガルと対戦する。アフリカ最終予選を無敗で勝ち上がってきた、大陸の雄だ。
個々の能力が非常に高く、フィジカルの強さも大会屈指であると言える。サディオ・マネ(リヴァプール/イングランド)ら、得点力の高いストライカーを多数擁しており、平均身長183.7センチの「高さ」は攻守において大きな武器となる。
「個の力に頼りがちで組織力に劣る」などと評されてもいるが、個の力でも組織力でも劣る日本が付け入る隙は、そうそうないと考えていいだろう。