サッカーW杯、日本が属するグループHは「3強1弱」? 対戦国は強豪ぞろい
FIFAワールドカップ・ロシア大会が6月14日にとうとう開幕した。日本がグループリーグで対戦するチームについて解説する。
■グループHは「3強1弱」
では、日本代表はグループリーグで1勝でも挙げることができるのだろうか。
グループリーグの組み合わせは、実力に応じて振り分けられている。大抵の場合、強い国が1カ国、弱い国が1カ国、どちらでもない国が2カ国という組み合わせになる。
これによって、ランキングの高い国同士がグループリーグでつぶし合うような事態を免れることができる。「好カードを決勝トーナメントまで取っておきたい」と考えるのは極めて自然なことであり、また公平性の意味でも妥当と言える。
しかし今回のグループHは「3強1弱」と評されている。もちろん「1弱」が日本を指しているのは言うまでもない。残りの3チームは実力伯仲と見られており、どこが勝ち抜けるのか予想することは非常に難しいのだ。
なお、2018年6月7日時点でのFIFAランキングは、ポーランドが6位、コロンビアが16位、セネガルが27位、日本が61位となっている。
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■日本が勝ち抜けるには
日本が勝ち抜けを果たすためには、初戦のコロンビアに死に物狂いで食らいついて、どうにか引き分けに持ち込むことが最低限でも求められる。次のセネガル戦で白星をもぎ取れば勝ち点は4となり、勝ち抜けの可能性はゼロではなくなる。
もちろんセネガルに勝つことは容易ではない。だがサッカーは他の競技に比べて「番狂わせ」が起こりやすい競技だとも言われており、日本にそのチャンスがあるとすれば、最も可能性があるのがセネガル戦ということだ。
ポーランドには負けて元々。日本はコロンビア戦とセネガル戦の2試合に全精力を振り向け、ここを1勝1分けで終えることがミッションとなるだろう。過酷な使命だが、それ以外に道はない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)