羽生善治はリアル『ヒカルの碁』だった? 将棋好き芸人が魅力語り尽くす

14日放送の『アメトーーク!』にて「将棋たのしい芸人」企画が行われた。

2018/06/15 13:00


 

■謎のネット棋士・dcsyhi

さらに羽生には、真偽不明の都市伝説のようなエピソードもあるという。2003年ごろ、インターネット将棋サイト『将棋倶楽部24』に「dcsyhi(デクシ)」と名乗る謎のユーザーが彗星のように現れ、破竹の連勝を重ねていったことがある。

そのあまりの強さから、正体はトッププロに間違いないと見られていた。中にはdcsyhiがサイトに現れた日時とプロの対局データを照らし合わせ、dcsyhiとしてプレー可能なプロを絞り込むという探偵のような行動に出たファンもいたのだとか。

そういった検証結果も踏まえ、「dcsyhiの正体は羽生」というのが定説になっているのだそう。しかし、羽生本人はその件について公の場で触れたことがない。

これを観ていた視聴者からは、「まんまsaiやん」という反応であふれかえった。「sai」とは、マンガ『ヒカルの碁』(ほったゆみ・小畑健/集英社)に登場するキャラクター・藤原佐為がネットで囲碁を打つ際に名乗ったハンドルネームだ。

https://twitter.com/anzu102966/status/1007276131098095616

永世7冠の時点ですでに「まるでマンガ」の羽生であるが、さらにマンガじみたエピソードまで持っていた。こういった点でも、非常に高いスター性を感じさせる。


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■伊藤かりんのトークスキルも話題に

将棋というと「男の世界」のイメージがあるが、これはデータにもはっきりと現れている。しらべぇ編集部の調査では、7割以上の男性が将棋経験ありと答えた一方で、6割以上の女性が経験なしと回答。

将棋性年代別グラフ

そうした中、番組に初出演した伊藤は女性ながら筋金入りの将棋ファンとして知られており、今年3月にはアマ初段を獲得。自身の公式グッズも将棋仕様のデザインにする入れ込みようで、将棋の普及に尽力する姿勢も評価されている。

それのみならず、安定したトーク力でも存在感を発揮した伊藤。小薮からも「しゃべりがしっかりしてる」と太鼓判を押され、「将棋のおかげです。頭を使うので」と的確な返しを見せた。

https://twitter.com/hyoma_onepiece/status/1007268481962635265

将棋に「おじいさんが楽しむもの」のようなイメージを抱いている人も少なくないだろうが、実際には誰でも楽しめる奥の深いゲームだ。これをきっかけに、未経験の人も一歩足を踏み入れてみては。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年2月9日~2018年2月13日
対象:全国20代~60代の男女1,357名 (有効回答数)

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