松本人志、米朝首脳会談を痛烈評価 「会談は0点、むしろ日本とってはマイナス」

米朝首脳会談をどう評価するかが番組で取り上げられて話題に。

2018/06/17 14:00

17日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、米朝首脳会談を取り上げた。これに対する松本人志のコメントがネットで共感を呼ぶ。



 

■「米朝首脳会談」はどう見るか

番組では、米朝首脳会談は「非核化への具体策がなく、拉致問題盛り込まれていない」と指摘。トランプ大統領の発言である「非核化に必要な費用は韓国と日本が大いに助けてくれるアメリカが助ける必要はない」を取り上げた。

専門家として呼ばれた龍谷大学教授・李相哲氏は、アメリカに対して厳しいコメントを述べる。

李教授:北朝鮮が有利に進みましたね。アメリカはCVID。つまり、完全かつ検証可能で不可逆的な非核化を目指しました。そういう意味では30%程度の目標達成と言えるでしょうか。


今回はイランとの約束ような100ページの契約書なら時間はなかったかもしれないが、今回は1分でも可能な宣言が出来なかった。北朝鮮の制裁解除と、アメリカのCVIDで揉めたがまとまらなかった。


今まで北朝鮮は約束を破り続けたので、時間だけがずるずる流れた。25年間騙された。今回は、世界が見てるのと、核を持ったままでは北朝鮮の将来はないとわかったと思う。だから希望はある。


トランプは、シリアに58発のミサイルを送った。700マイルに撃ち込んで外したことはないと金正恩に伝えて脅している。約束した以上、守らなかったらどうなるのかをわからせてはいる」


一方、番組コメンテーターの古市憲寿氏は、楽観的な分析を披露。

古市氏:非核化の面では骨抜きです。ただ、間違いないのは平和に一歩近づいたってことです。北朝鮮とアメリカがうまくやっていきましょうと言っている。だから日本や近隣アジアにとっては良いことだと受け止めていい。


北朝鮮って経済的なマーケットができるのは本当じゃないですか。物を作ったり、物を売ったりで、メリットが生まれるのではないか。


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■松本人志はアメリカを痛烈批判

松本は、米朝首脳会談はまったく納得できない結果だと意思表明。

松本人志:個人的な意見ですが、会談は0点でただのショー。北朝鮮とアメリカが仲良くなったのは、日本とってはマイナス。トランプは晋三がお金を持っているので、晋三に言ってくれのスタイル。最終的には日本がお金を出すことになるんでしょう。…いや、出したくない。


このコメントに対して、ネットでは共感の声が多い。

https://twitter.com/Huehn_kta/status/1008166389088047104

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