今夜「魂の土下座」だけでも観るべき! 『宮本から君へ』池松壮亮が激アツ

池松壮亮演じる宮本が丸刈りにしたり、土下座したり、必死な姿に心動かされる

2018/06/22 06:30

毎週金曜深夜放送の『宮本から君へ』(テレビ東京系)が、今日深夜24時57分に第11話を迎える。

新井英樹氏の原作である同名コミックでも、とりわけ人気の高いストーリーで、主人公・宮本浩を演じる池松壮亮が役者としての魂を感じさせるシーンの連続だ。


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■とにかく胸が熱くなる

池松壮亮,星田英利
(画像提供:『宮本から君へ』©テレビ東京)

ドラマ『宮本から君へ』は、大学を卒業して文具メーカー・マルキタの営業マンになり、未熟で営業スマイルひとつできず、自分が社会で生きていく意味を悩んでいた宮本浩が、不器用ながらも成長していく物語だ。

先輩の神保和夫(松山ケンイチ)と行動するうちに、営業マンとしてがむしゃらに立ち向かう姿勢を身につけ、その真っ直ぐな言動で少しずつ味方になってくれる人が増えて、さまざまな困難を乗り越えていく。

その過程で、土下座したり、丸刈りになったりといった、インパクトの強い行動だけでなく、第10話では岡崎部長(古舘寛治)を説得しようとする言葉や、サンプル制作を依頼する印刷所の人たちに頭を下げる姿など、とにかく一つひとつの言動が熱くてグッとくる。

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また、先輩・神保のほか、課長の小田三紀彦(星田英利)や取引先の安達辰也(高橋和也)といった、宮本の熱意を大切にする“大人たち”の姿にも、心動かされるのだ。


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■魂の土下座

池松壮亮,浅香航大,松山ケンイチ,高橋和也,酒井敏也
(画像提供:『宮本から君へ』©テレビ東京)

帝皇製薬のコンペで、ライバルメーカー・ニチヨンの営業マン益戸景(浅香航大)が、仲卸業者ワカムラ文具の営業部長・島貫康治(酒井敏也)に取り入って、宮本たちマルキタを妨害する中、安達の協力もあってなんとかサンプルを完成させた。

しかし、サンプルを提出するには、仲卸である島貫部長に見積りを作成してもらう必要があった。マルキタのやり方に怒っていた島貫部長が抵抗する中、宮本は必死で見積りを書いてくれるよう頼み込む。

このシーンは、前述したように原作コミックでも印象的な場面で、原作ファンはすでに熱い展開を予想し、期待を大きくしているもよう。


しらべぇドラマ班は、一足早くこのシーンを観ることができたのだが、とにかく池松壮亮の土下座がすごい。同ドラマでは、これまでにも宮本の土下座シーンはあったが、それを上回る圧倒的な熱量が感じられた。

池松壮亮
(画像提供:『宮本から君へ』©テレビ東京)

名優と呼ばれる役者には、多くの人の記憶に残る名シーンがある。この島貫部長に食い下がる宮本は、今の池松壮亮を代表するシーンになるのではないか――それくらい「魂」を感じさせる演技だ。


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■宮本として語った池松

池松壮亮

ドラマがスタートする前の特別試写会で、テレビ東京の新入社員に愚直さや曲げられない点について聞かれた池松は、

「僕自身は何もないですけど、宮本に関して言いますと、傷つく覚悟。新井先生は連載で『連戦連敗』という表現をされましたけど、それだけ何度も戦える勇気。負けても負けても、さらに立ち上がって、さらに負ける、勝ちに行って負ける――それをできることが1番の宮本のセールスポイントという。


それはどんな世界にも通ずるものだと思っていまして、それだけ、宮本浩からみなさんに伝われば、もう充分かなって思っています」


と、宮本浩として語った。

このコメントに込められた想いが、今夜の第11話にはたっぷり詰まっている。これまで同ドラマを観ていない人にも、その熱さはきっと感じられる回になっているだけに、ぜひ観てもらいたい。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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