しらべぇ

介護士が男性に変わって認知症進行? セクハラ爺から「高齢者と性」議論に

「高齢者の性」は、今や無視することができない問題だ。

人間関係

介護

(kazoka30/iStock/Thinkstock)

高齢者が心を若く保つ上で、若い人と交流を持つのは大きな意味がある。だが、「若いエキスを…」という文脈になってしまうと事態は途端に厄介になるもの。

今、ツイッター上で「セクハラ爺さんの担当者が女性から男性介護士に変わったところ、認知症が進行した」というエピソードが大きな話題になっている。

 

■セクハラ爺、介護士が男性に変わり認知症進行?

議論の発端となったのは以下のツイート。

女性介護士への性的な接触が問題視されるお爺さんの対策として男性介護士に担当を変えたら認知症が進んで寝起きすらできなくなってしまったという話を聞かされ、それ別に問題視する必要無くね? と思ってしまう私は冷たい人間なんだろうか?

 

この投稿はこれまでに2万6,000以上のリツイートを獲得し、さまざまな声が出ることに。

 

■「冷たくない」の声多数

ネットユーザーの中には、この姿勢を「冷たい」とは思わない人が多かったようで、以下のような声が。

・人間は他人の生命力を奪って犠牲にしてまで長生きするもんじゃないしそれがそのジジイの天寿だったんだろ、としか思わん

 

・介護士にセクハラや暴力したら認知症でも関係なくタイーホでいいんじゃないの

 

・人の認知症の進行防止のためにセクハラされるなんてたまったもんじゃないですね!

 

・身内が介護士にセクハラして長らえてたら嫌だな。介護士を犠牲にして性欲肯定とかできませんわ

 

・うちにも認知症の家族いるけど、介護士さんにセクハラする爺さんを擁護する気に全くなれない。セクハラで保つ自我など知らんわ!って思う私は冷たいんだろうか

 

たしかに、認知症進行の予防のために女性介護士が自身の体を差し出す義務は、当たり前だがどこにもない。むしろ、セクハラ案件として訴えてもいいはずだ。

 

■「VRで代替」は本当にできる?

一方、生身の女性との接触に代わる策も必要だとする人も。

・そういうサービスにお金を出せばよろしいということでしょう?

 

・女性介護士にセクハラしてた人が介護士男性になったら認知症進んだ話、電動オナホ とラブドールとVRAVの出番としか思えない

 

・セクハラ爺の介護士を男性に変えたら認知症が進んだ話、解決策はそう、VRヘッドギアですね

 

もっとも、それが「VR」などで事足りるかと言うと、「モテてきたからこそ生身に固執するのでは?」「若い世代ならともかく、今の年寄りがAVやVRで性欲を解消できるとは思えない」などの声も確認できる。

 

■男性の1割に「セクハラしたい」

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,368名に「セクハラをしたいと思った経験」について調査したところ、全体の1割が「経験アリ」と回答した。

これまで、ないものとされスルーされてきた高齢者の性。だが、高齢化社会が今後加速度的に進行する我が国では、もはや無視できない事柄だろう。

介護に携わる人だけでなく、ひとりひとりが考えていくべき段階にきていると言える。

・合わせて読みたい→目黒区虐待死 死亡する前に女児が母親へ訴えた「悲痛な言葉」に怒りが相次ぐ

(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1,368名(有効回答数)

人気記事ランキング

ライター募集中 記者・編集者募集 fumumu