正座は足が痺れるので苦手… 年を取るほどできなくなる理由とは
年寄りほど、正座をしているイメージもあるが…
お茶の席や法要などでは、正座を余儀なくされることがある。慣れない人にとっては、足が痺れてつらい時間だ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,361名を対象に「正座について」の調査を実施。
「正座が苦手なほうだ」と答えた人は、全体で55.5%と高い割合に。多くの人がかしこまった場面で、必死で我慢をしているのだ。
■若い人ほど正座が…
性年代別では、20代男性が少ない割合になっている。
若い人は、正座に慣れていない気もするが…。
「正座なんてする機会は、ほとんどない。ただ、たまに法事なんかでしても、それほど苦痛には思わないかな」(20代・男性)
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■お年寄りは正座が…
正座はお年寄りがしているイメージがあるが、加齢により苦手になる人も多いのだ。
「若い頃よりも、20kgは太った。その重さが膝から下にかかるのだから、堪ったものではない。すぐに痺れてしまうから、正座をしなければいけないときは苦行のよう」(40代・男性)
「母は家でも、よく正座でいた。ただ膝を悪くしてからは、正座ができなくなったみたい。足腰が元気な若い人のほうが、まだやりやすいのかも」(30代・女性)
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■女性が正座を嫌う理由
女性はすべての年代で、半数を超えている。正座には「足が短くなる」など、真偽不明な噂がいくつもあるのだ。
「『足の形が悪くなる』と、親から正座を禁止されていた。ただ、その効果があったのかどうかは、自分でもわからない。
大人になってからは家の外で正座することも増えるし、慣れていない私にとってはけっこう大変で…」(20代・女性)
「私は書道を習っていたので、小さい頃から正座ばかりしていた。足の形が悪いかはよくわからないけど、姿勢はいいとよく褒められる」(30代・女性)
洋室が増えるにつれ、正座をする機会も少なくなった。慣れていないからこそ、さらにつらさが増すのだろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,361名 (有効回答数)