車だけでなく歩行者にも危険! 無灯火の自転車に怒りを覚える人多数
ちょっとつけるだけなのに、なんでしてくれないの…
夜間に無灯火で自転車を運転した場合、道路交通法で5万円以下の罰金が課せられる。それでもライトをつけずに走る自転車は、後を絶たない。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,477名に「自転車について」の調査を実施。
「夜間に無灯火の自転車には、怒りを覚えるほうだ」と答えた人は、全体で48.9%と半数近くもいることが判明した。
■車を運転する側からはヒヤリ・ハッと
性年代別では、男女共に年代が上がるほどに割合が多くなっている。
長い人生経験の中で、無灯火の自転車によるヒヤリ・ハッとが増えるのだろう。中でも自動車を運転する人にとっては、一歩間違えれば大惨事になりかねない。
「こちらからはほとんど見えないのに、平気で横切ってくる自転車には何度もドキッとさせられている。ちょっとライトをつけるだけなのに、なぜしないのだろう…」(40代・男性)
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■歩行者にも危ない存在
自分が自動車を運転するようになってから、自転車の無灯火がどれだけ危ないか実感した人も。
「高校くらいまでは、自分が見えているのでライトはいらないと思っていた。だけど自分が車に乗るようになると、夜間に無灯火の自転車がどれほど危ないかが身に染みてわかるように。
目の前に来て、ようやく存在に気づく自転車に『これは危険だ』と実感した」(30代・男性)
ライトをつけていない自転車は、歩行者にとっても脅威である。
「夜間の無灯火だと、歩行者にも見えない。お互いに見えないままだと、ぶつかる可能性が高くなるのは当然。
ライトをつければ歩行者は自転車に気づくし、自転車も歩行者に気づきやすくなる」(30代・女性)
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■ペダルが重くなるとの言い訳も…
自転車のライトをつけていない人の意見としてよく聞かれるのが、ペダルが重くなるというもの。
「昔からあるダイナモライトだと、ペダルがめちゃくちゃ重くなる。それが嫌で、子供の頃はライトをつけてなかった。
今もダイナモで重くなるのが嫌だという人は、100円ショップで売っているLEDライトを買って取り付ければいいと思う。とにかくつけないのが、一番いけない」(40代・男性)
現在販売している自転車の中には、暗くなると自動でライトがつくものもある。
「今の自転車はオートライトだから、暗い道を走っていると自動に点灯してくれる。すべての自転車に搭載して欲しいくらい」(30代・男性)
自分の身を守るためにも、自転車に乗るときにはライトを必ずつけるべきだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,477名(有効回答数)