いい話を本番で「できなかった」出川哲朗 ファンへの対応は「さんまさんの影響」
14日の放送を前に、出川哲朗がゲスト・明石家さんまのカッコよさを熱く語った
■ドッキリにリアクションできず?
その後、テレ東スタッフとさんまは打ち合わせを重ね、山形でのロケ決定のほか出川にサプライズを仕掛けると決定。山形へはずっとみやぞん(ANZEN漫才)が来ると伝え、ドッキリの仕込みをしていた。
何も知らない出川は、まさに山形ロケ当日の出発前にスタッフと食事をしながら、平山プロデューサーに「さんまさんと結局どうなっているんですか?」と質問し、「いやぁ。ちょっとやっぱりムリかもしれない」と告げられたという。
「テレ東的にもやっぱ、さんまさんに実際リアルに来てもらうと、どうしていいかわかんないし、リアルにバイクも全然乗ってないらしいので、ちょっとさんまさん的に『やっぱバイクは…』って感じになって」と、もっともらしいことを言われ、「えー。あんなに言ってくれたのに…」と残念がっていた。
それだけに、完全に騙され「びっくりも、ひとしおでしたね」と当時を振り返る出川だが、実際にさんまを目の前にした際、あまりの驚きで…
「逆にリアル(に驚き)すぎて、あんまりリアクションしてないかもしれない。でも本当のリアクションは、そういうもんかと思います。思いのほか『あー!』とか、やってないかと」
と、リアルガチのリアクション芸人の痛恨事をしみじみコメントした。
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■カッコイイ先輩・さんま
ロケの様子について、さんまのサービス精神の高さを熱く語る出川だが、この番組をはじめ出川自身がファンへの対応を丁寧に行なう原点は、さんまの行動を間近で見ていたことにあると話す。
「僕、この番組で道行く人たちになるべくちゃんと写真撮ったり、握手したり、時間がある限りそうしたいんですけど、そもそもなんでそういうのをやるようになったかは、さんまさんの影響がすごいデカい。
さんまさんはロケとかしてても普通に、『さんまさん!』と来ると自分から『なんや? 写真か? 来い来い』って呼んで写真撮ったり、『なんやなんや。握手か、はいはい。来い来い』って言ったり、それを僕もすごい若手の頃に見て“カッコイイな”って」
今回も一緒にロケをして、改めて「カッコイイ!」と感動したのだが、このすごくいい話をなんと! 番組本番で「できなかったんですよねぇ」と残念がっているのが、リアルガチで出川らしい。