いい話を本番で「できなかった」出川哲朗 ファンへの対応は「さんまさんの影響」
14日の放送を前に、出川哲朗がゲスト・明石家さんまのカッコよさを熱く語った
■一緒に歌えて感激
そして「今回のすごい思い出」と語ったのは、さんまに好きな歌手を聞かれ「永ちゃんとサザンオールスターズです」と答えたら、さんまが『ファンキー・モンキー・ベイビー』を歌ってくれたこと。
「僕はこの世界を目指す時に、矢沢永吉の『成りあがり』を読んで、やっぱ自分の好きなことでビッグにならなきゃダメだ! って思ってこの世界に入ったんで、その好きな矢沢のキャロル(の曲)を僕の番組でさんまさんと走りながら歌ってるっていう…。
バックミラーを見たら『ファンキー・モンキー・ベイビー』を楽しそうに歌ってるさんまさんを見て、僕は楽しそうに歌ってたけど、本当は泣きそうにちょっとなりましたね。ただ歌ってるんじゃなくて、いろんな思いが巡ってきて…感慨深いものがありました。たぶん、いいシーンになっていると思います」
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■さんまと出川の恩返しがカッコイイ
最後に、さんまと熱湯の温泉にも入ったそうだが、普段はスタジオでの共演が多い出川には初めてのやり取りが…。
「さんまさんから熱湯をかけていただいて『あち、あち、あち!』とか初めてだったんで、それはすごい嬉しかったですね。さんまさんが先に出ちゃって、僕が『あー。もっと、おかわりください!』とか言って」
しかし、“こんなにネタばらしして、いいのか?”と思っていたら、この話をしたかった理由があったのだ。ロケが終わってお礼のメールをしたら、こう返信があったそう。
「いつもいつも私の番組でがんばってくれているので、ちょっとでもお返ししただけ。温泉の熱い湯の時の『もっとちょうだい』好きです。おつかれさまでした」
その文面を確認しながら読み上げ、「恩返しと思ってくれたなんて」と、改めて「もうカッコイイ!」とさんまに痺れている出川は、ものすごく幸せそうだった。
34年ぶりにテレ東にさんまが出演することになったのは、「僕のおかげですね(笑)」と報道陣を笑わせつつ、
「僕をこの番組に呼んでくれた(テレ東への)恩返しが、少しはできたかな…というのもありますね」
とまじめに話す。
最後に集まった多くの報道陣、一人ひとりに「ありがとうございました」と番組シールを手渡す姿に、この番組の出発式のことを思い出した。カッコイイ先輩の背中を追い続け、その姿に学んだ出川も同じようにカッコイイ。
14日夜6時30分からの『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』で、そんなカッコイイ二人の旅をしっかりと楽しみたい。
(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)