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ミスに怒り80周走るよう部員に命令→熱中症で救急搬送 大津市中学校顧問に怒りの声

滋賀県大津市でありえない事件発生。顧問の言動と行動に怒りの声が続々…

社会

(PraewBlackWhile/iStock/Thinkstock)

 

滋賀県の中学ソフトテニス部の部員が、顧問から「校舎の回りを80周走れ」と指示され走っていたところ、熱中症となり倒れ救急搬送されていたことが判明。

その指導方法に怒りの声が上がっている。

 

■80周走るよう命令され熱中症に

事件が発生したのは滋賀県大津市。12日午後、ソフトテニスの練習でミスが目立った部員に対し「校舎の回りを80周してこい」と懲罰の意味で命令する。

部員はそれに従い走っていたが、午後5時10分頃に倒れている様子を作業中の工事業者が発見。直ちに救急搬送され、医師によって熱中症と診断された。

 

■当時の気温は30.1度

当時滋賀県大津市の気温は30.1度で、かなりの猛暑。そのなかを水分補給もせず走れば、倒れるのは当然だ。仮に発見が遅かった場合、死に至っていかもしれない。

なおその当時顧問が何をしていたかはわかっていない。倒れたことに気がつかなかったことを考えると、部員を走らせ、自身は冷房の効いた部屋にいた可能性もある。

 

■ネット民は怒り

顧問の指導方法、そして謝罪のみで終わらせようとする姿勢にネット民から怒りの声が噴出している。

 

 

■暴力やパワハラを受け退部する人も

昭和の時代、鉄拳制裁や罰と称した長距離走の強要などは、当たり前とされてきた。しかし現在はその指導方法に疑問を持った世代が中心となり、根性主義的な指導方法はなくなりつつあるといわれる。

だが日本大学アメリカンフットボール部や、大津市のケースなど、まだまだ昭和的な練習方法を取り入れる指導者も多いようだ。

 

パワハラについての意識調査では…

好きなスポーツを楽しむために入った部活動でパワハラまがいの指導を受け、あわや死にかけるようなことになれば、当然退部を考えるだろう。

しらべぇ編集部が全国の20代~60代までの部活動経験者939名に顧問の暴力やパワハラについて意識調査をしたところ、「暴力やパワハラで退部したことがある」と答えた人は20代男性に多いことがわかっている。

「耐えることができない世代」という意見もあるが、暴力やパワハラを受けてまで部活動を行う必要はない。退部者が増えつつあるのは、健全なことといえるかも。一方で、いまだに昭和的な指導が行われているということでもあるのだが…。

いずれにしても、本来部活動は楽しむために行うもの。時には厳しさも必要だろうが、指導者はその前提を忘れてはならない。

・合わせて読みたい→マネージャー希望の女子生徒にセクハラした男性 「ビデオの見すぎ」と悲鳴相次ぐ

(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の部活動経験者939名(有効回答数)

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