電話をあまりかけたことがない人 学生時代は多いのに社会人になると…
友達との連絡は、LINEで済ませたとしても…。
スマホは、SNSの閲覧や友達とのメッセージのやりとりなどをメインに使っている人が大半だ。若い人たちは、電話をほとんど使ったことがないのかとも思えてくる。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,477名を対象に調査を実施。「電話をかけたことがないほうだ」と答えた人は、全体で32.4%とやはり一定数いることが判明。年代で差があるのか、気になるところである。
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■年代の問題ではなく…
年代や性別で、大きな変化は見られない。
スマホの普及により、若い世代で電話に馴染みのない人が増えたわけでもないのだ。
「電話が嫌いな人は、昔から一定数いたような気がする。私も仕事を探すときには、いつも電話対応ができるだけ少ないところを希望していたから」(40代・女性)
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■現代で電話を使うのは主に仕事
社会人よりも学生のほうが、電話をあまりかけたことがない人が圧倒的に多くなっている。
学生の頃まではLINEなどの連絡ツールで、こと足りていたようだ。
「友達に連絡するなら、LINEのメッセージで十分。突然電話をかけられても、迷惑だと思うから」(20代・男性)
しかし社会人になると、仕事で電話を使うようになる。
「会社では今でも、電話でのやりとりが多い。私も就職するまではあまり電話をしたことがなかったから嫌で仕方なかったけど、今は少し慣れた気がする」(20代・女性)
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■恋愛の連絡手段もスマホで大変化
恋愛における連絡手段でさえも、スマホが大きな革命を起こしている。
「僕の若い頃の恋愛は、家電にかけるしかなかった。お母さんやお父さんが出て彼女に替わってもらうときの緊張感は、今では味わえないもの。
『どのようなご関係ですか?』と聞かれたときは、背筋が凍るような思いだった。その点、今は各自でスマホを持っているから、変な苦労がいらないのがうらやましい」(40代・男性)
仕事で使う電話は今後どのように変化していくのか、見守っていきたいところである。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,477名(有効回答数)