すっごーい! どうぶつビスケッツは単独メジャーデビューするフレンズなんだね
どうぶつビスケッツが10月4日にアルバム『さふぁりどらいぶ♪』でメジャーデビューを果たす。
■容姿も問われる現代の声優
近年、歌手活動に力を入れている声優が非常に多いことはご存じの通りだ。林原めぐみや國府田マリ子らによって「声優アーティスト」という活動形態が一般に認知されるようになり、水樹奈々や田村ゆかり、堀江由衣、坂本真綾といった「決定版」が生まれたことで、その地位は確たるものとなった。
さらに2000年代以降の女性声優シーンにおいては、演技力・歌唱力・容姿の3要素が事実上必須となった観すらある。現在絶大な人気を誇る水瀬いのりや小倉唯、早見沙織、内田真礼、花澤香菜、竹達彩奈、悠木碧、佐倉綾音、上坂すみれ、イヤホンズといった面々は、例外なくその3要素を持ち合わせている。
彼女らは最初から「アイドル」として売り出されており、もはや声優がアイドルを「兼任」することは当たり前になった。わざわざ「アイドル声優」などという表現を誰も使わなくなったという事実が、それを裏付けている。
そしてもちろん、尾崎もその系譜を忠実に受け継いでいるのである。
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■声優はなぜ歌がうまい?
「アイドル的な声優」と「純粋なアイドル」との一番の違いは、歌唱力にあると言っていい。一般的に、声優は養成所でしっかりと基礎から発声を鍛えあげた上でデビューしているため、声の出し方が根本的に普通のアイドルとは違っているのである。
よって、アイドル的に売り出されている声優は、おしなべて一般アイドルよりもはるかに「歌がうまい」。もちろん、歌のうまさがそのままボーカリストとしての魅力につながるとは限らないが、声を出す技術に長けていること自体は大きなアドバンテージになりやすい。
AKB48の大ブレイク以降、アイドルグループの数は倍々ゲームのごとく増え続けているが、アイドルシーンは転換期を迎えている。母数が大きすぎるゆえに他者との差別化がどんどん難しくなっており、簡単に言えば飽和しているのである。
このアイドルバブルが弾けるのは時間の問題だ。そのときに生き残るのは、意外にも声優なのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)