森川葵『GIVER』でのチャレンジ 撮影現場で「心強い」舞台へのアドバイスも

吉沢亮主演『GIVER 復讐の贈与者』のヒロイン・森川葵に、作品の魅力をインタビュー

2018/07/20 06:30

吉沢亮が復讐代行業者・義波で初のダークヒーローを演じ、期待の若手監督・小林勇貴が初めてテレビドラマを手掛けることでも話題の『GIVER 復讐の贈与者』(テレビ東京系・毎週金曜深夜12時12分放送)。

その中でヒロイン・テイカー(TAKER)を演じるのが、若くして「カメレオン女優」と高く評価され、さまざまな役になりきる森川葵だ。テイカーとはどんな人物なのか? また、作品の魅力について、森川自身に話を聞いた。


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■テイカーとの共通点

森川が演じるのは、復讐代行組織『サポーター』を創設した謎の美少女・テイカー。

既に放送された1話では、まだその実態が明らかになっていない部分もあるが、「部屋の中にこもっていて、モニターでずっと義波のことを監視し、見ている…そんな女の子です」と話す。そんなキャラクターと、森川自身に共通点はあるのだろうか?

「テイカーは、義波くんの感情を結構見ているんですよ。私自身も人がどういう動きをするんだろうとか、何を考えているんだろうとか、表情とか…結構観察するんで、そういう人のことを観ている――という点では、似ているところがあると思いますね。


復讐代行を考える発想は、難しいとというか…実際にいたら怖いと思うし、人を傷つけるところには共感できないですけど、作品のキャラクターとしては、すごくおもしろいです」


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■テイカーと義波の特殊な関係

(画像提供:『GIVER 復讐の贈与者』©テレビ東京)

創設者のテイカーのそばには、吉沢演じる義波をはじめ復讐代行を担うサポーターたちが集うが、単純に雇い主とスタッフとは異なる関係があるという。

「その描写は出てきていませんが、足を悪くしていて自分では動けない。みんなに助けてもらって、テイカーは生活している――一応指示を出す立場にはいるのですが、実際はみんながいなければ、何もできない関係だと思います」


そうした中で、一種独特の絆を感じるのがサポーターの組織だが、とりわけ義波との関係は特殊だ。

「義波は感情が欠落しているキャラクターで、テイカーは義波に感情を教える――全ての言葉を指示しているわけではないですが、依頼人や復讐相手の感情を教える形で、言うべき言葉を指示しています。


義波に対しては、少し親的なところがあるのかも。例えば普通に生活している中で、会話している相手に、感情は教えないと思うんですね。子供だったら、まだ理解できていない自分の中の感情があったりするので、それを教えることはありますよね。


でも、子供も感情は自分で学んでいくものだとは思うから、普通だったら出会うことのない関係かもしれません。義波というキャラクターが、感情が空っぽという特殊性――そこに何かを入れていくというのは、普通にはない形だと思います」

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