目ではわからないものだから… 食品の原産地にこだわるのはどんな人?

若い頃は、気にしていなかった人も…

2018/07/22 19:30

産地を確認
(Koji_Ishii/iStock/Thinkstock)

食料品は、安さだけでなく安全も重要だ。判断基準として、原産地にこだわる人も多いだろう。

しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,361名に「買い物について」の調査を実施。

「食品を買うときには、原産地を確認する」と答えた人は、全体で47.8%。半数近くもの人が、原産地にこだわりながら買い物しているのだ。


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■若者は原産地を気にしない

性年代別では、男女共に20代が少なくなっている。

食品の原産地性年代別グラフ若い頃はまだ、原産地を気にしないようだ。

「お金がないので、格安スーパーを活用している。職場の人が『あそこは、原産地を見たら買えない』って言ってたけど、僕はまったく気にしないので」(20代・男性)


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■家族のことを考えて

女性は30代以上になると、半数以上が原産地を気にするようになる。特に専業主婦(夫)は、6割以上と高い割合だ。

食品の原産地職業別グラフ

「一人のときはあまり気にしてなかったけど、今は家族の健康を考える。そうすると自然と国産に、手が伸びるようになった」(40代・女性)


「私たちのような主婦が考えたところで、どれが安全なんてわからない。それでも周囲が『安全』と思っているものを買ってしまうのは、気持ちだけでも安心したいのかも」(30代・女性)


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■目には見えないから…

原産地にこだわらない人からは、「外食はどうするのか」との意見も。

「どこで生産されたものかを完全に把握するなんて、無理な話。外食なんて、なにを使っているかわからないし。だからそこまで気にすることは、ないんじゃないのかなと思う」(30代・男性)


検査をしているから、大丈夫と思っている人もいる。

「日本に輸入される時点で検査に合格しているから、それほどやばいものはないと信じているんだけど…。目には見えないものだから、なにを信用するかはそれぞれの価値観でしかない」(40代・女性)


専門家でもない人が、売られている食品の安全性を見抜くのは困難だ。一般的に安全だと言われるほうに手が伸びるのは、無理もない話である。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年3月23日~2018年3月27日
対象:全国20代~60代の男女1,361名 (有効回答数)

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