喫煙者&非喫煙者に調査 タバコの吸い殻ポイ捨て経験率がヤバイ
マナーを守らないと、さらに喫煙者の肩身が狭くなるとの声も。
年々下がる喫煙率により、タバコを吸う人の立場はどんどん悪くなっている。そんな状況の中で吸い殻のポイ捨てをすれば、批判はさらに高まるだけである。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の喫煙者と元喫煙者の男女561名に「吸い殻について」の調査を実施。
「タバコの吸い殻をポイ捨てしたことがある」と答えた人は、全体で47.8%。半数近くもの人が、ポイ捨てをした経験があるのだ。
■ポイ捨てが当たり前の時代
性年代別では、40代以上の男性が6割を超える高い割合になっている。
かなり昔は、電車の中などあらゆる場所で喫煙できた。そしてポイ捨てを気軽にする人も、多かったのだろう。
「昔は駅のホームで吸って、そのままポイ捨てするのが当たり前って感じだった。私も子供ながらにそれを見て育ったから、吸い始めた頃はポイ捨てしてた。今は、反省している」(40代・男性)
「タバコを吸ってポイ捨てするのが、かっこいいと思っていた時期があった。どう考えても、かっこ悪いんだけど…」(40代・男性)
関連記事:セブンイレブン、生ビールサーバーの提供中止 「当たり前でしょ」と厳しい批判も
■ポイ捨てをする人はゴミも放置
タバコの吸い殻をポイ捨てする人は、ゴミもきちんと捨てないとの声も。
「タバコの吸い殻に限らず、ゴミ箱に捨てる概念がない知り合いがいる。その辺に置いたまま、立ち去るのが当然みたいな考え。人間としての常識さえないのが、悲しすぎる…」(40代・女性)
今まで出会った喫煙者は、ポイ捨てする人ばかりだったという女性もいる。
「今まで出会ったタバコを吸う人は、みんなポイ捨てする人ばかり。付き合った人にもその辺に捨てる人がいたけど、私も嫌われたくないから注意ができなくて…」(30代・女性)
関連記事:吉木りさ&和田正人の結婚式 misonoの服装に「おかしい」「パジャマみたい」
■立場が悪いからこそ…
タバコを規制する動きが高まる中だからこそ、喫煙者はしっかりとマナーを守るべきとの声もある。
「タバコを吸うってだけで、立場が悪い状況。だからこそマナーを守って、非喫煙者に不快な思いをさせないようにしないと。
ただ、やっぱりタバコは『不良の入り口』だっただけあって、ガラの悪いまま大人になった喫煙者もいる。そのような人たちには、灰皿に捨てることのほうがかっこ悪く思うのかも」(40代・女性)
肩身の狭い喫煙者が、一部の人のポイ捨てによりさらに叩かれてしまう。悲しい悪循環を終わらすためにも、マナーは守りたいものだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代喫煙者と元喫煙者の男女561名 (有効回答数)