企業じゃないのに何のために? 個人でドメインを保有する理由とは
気になる人は自分が持ちたいドメインが、空いているかチェックしてみてはいかがだろうか。
少し前に話題になったアプリで、眼の前のアイテムをすぐに現金化できる「CASH」。運営会社の「バンク」は、「cash.jp」のドメインを400万円で購入したという。ドメインは、それだけ重要なものなのだ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,744名を対象に調査を実施。「ドメインを所有している」と答えた人は、全体で14.2%とわずか。個人で持つ人は、少ないようだ。
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■ドメインを所有する意味がわからない若者
性年代別では、男女共に50代以上から増えるのが興味深い。
一方で若い世代には、ドメインを個人で取る発想があまりないようだ。
「ドメインというのは、企業がサービスを提供するのに取るものだと思っていた。個人で取得するなんて考えがなかったから、持っている人がいるのに驚き」(20代・男性)
「ネットでも投稿するのはSNSばかりだし、メディアの記事を読むくらいしかしない。わざわざお金を払って、ドメインを手に入れる意味が私にはないので…」(20代・女性)
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■黎明期経験者はドメイン所有者が多い
50代以上は、ネット黎明期を体験している人も多い。その頃からインターネットに触れていた人は、今でもどっぷりとハマっているパターンが一般的だ。
「副業でアフィリエイトサイトを運営して、お小遣いの足しにしている。商材に合ったドメインをいくつか取得すると、SEO対策になると聞いたので。効果のほどはよくわからないけど、それほど高いものでもないから」(50代・男性)
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■フリーランスならドメインを持ちたい
会社員よりも自由業のほうが、ドメインを持っている人が多くなっている。
フリーランスにとっては、自分のサイトを持つのも営業手段のひとつだ。
「自分のサイトには、今までやった仕事などを記載してポートフォリオのように使っている。問い合わせフォームから仕事をもらったことがあるし、独自ドメインのほうが信頼してもらえる感じがする」(30代・男性)
またメールも、独自ドメインのほうがいいとの意見も。
「メールだけは、独自ドメインを使っている。Gmailでも十分かもしれないけど、自分の屋号が入ったメールアドレスを使うのは気持ちがいい」(30代・女性)
気になる人は自分が持ちたいドメインが、空いているかチェックしてみてはいかがだろうか。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,477名(有効回答数)