渋いイケメン俳優が骨太演技にハマる 『ラストチャンス』第1話を振り返る

元銀行員が書いた原作ならではのリアルな描写に対し、渋い俳優陣の「ドラマチックな演技」がクセになる

2018/07/23 11:30

©テレビ東京

仲村トオル(52)が主演を務めるドラマ、ドラマ『ラストチャンス 再生請負人』(テレビ東京系)の第1話が16日に放送。

大人向けの重厚な作品に、早速注目が集まっている。


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■波乱万丈な幕開けの第1話

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元銀行マンの作家・江上剛原(64)の同名小説をもとにした本作。第1線で活躍していた銀行マンの樫村徹夫(仲村)が、銀行の吸収合併を期に異業界に転職。業績不振の飲食フランチャイズ企業を再建するために奮闘する社会派ドラマだ。

第1話では、吸収合併された銀行内で次第に居場所を失い、カード会社に左遷された樫村が、妻・明子(長谷川京子)に背中を押されて転職を決意。しかし、転職先のITベンチャー企業が買収され白紙になり、再び職探しをするハメになる波乱万丈な幕開けとなった。


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■リアリティ溢れる合併の描写とドラマッチクな演技

元銀行マンという異色の経歴を持つ江上ならではの「シビアな合併の描写」はかなりリアル。それに対し、やや大仰にも思えるドラマチックな演技が、「ちょうどよい」盛り上がりを演出している。

樫村と明子の、どこか昭和感すら感じられる「正統派ないい夫婦」ぶりも微笑ましく、ツイッター上にも称賛の声が。また、演技派俳優たちの「大げさで心地よい」立ち居振る舞いも人気で、同じく銀行を舞台にしたドラマ『半沢直樹』(TBS系)を思い出すという意見も。

https://twitter.com/BlueWing_1843/status/1018871125374205952

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