『グッド・ドクター』夏美の想い体現する上野樹里の演技に「こんな先生に」の声も
山﨑賢人演じる新堂湊の指導医として寄り添う夏美先生の姿に、胸を熱くする人が続出
今夜10時より、第3話が放送される『グッド・ドクター』(フジテレビ系)。
本作では、主人公・新堂湊(山﨑賢人)の「すべての子供を大人にしたい」ピュアで真っ直ぐな想いに理解を示し、共に子供たちの命を救いたいと考えている指導医・瀬戸夏美(上野樹里)の存在も、多くの視聴者を惹きつけている。
■夏美先生が寄り添う姿に…
小児外科医としてまだ成長過程の夏美だが、患者である子供のことを考え、その親たちの気持ちを汲む姿に「こんな先生が主治医だったら」といった声は多い。
また、指導医としてコミュニケーションに問題を抱える湊に対しても、時に厳しく叱りながら「子供を救いたい」という共通する想いから、理解や関係が深まる――太陽のような夏美が子供や湊に寄り添う姿は、観ていて温かな気持ちになる。
前回の第2話では、赤ちゃんの命を救うため里子に出すことを承諾した唯菜(山田杏奈)の気持ちを考え、ひとつの選択肢があることを「個人的に」伝える姿勢に、涙腺を刺激された人も少なくなかった。
今回は色んな観点から考えさせられた😂
夏美先生素敵だな〜徹夜して赤ちゃん助ける方法とか、
里親に出さない方法とか一生懸命調べてる姿、かっこよかったこんな先生になりたい
職業は違うけどね医療職は患者さんの家族との信頼関係も大事だもんね#グッドドクター
— mmm (@DaiCE_cc_) July 19, 2018
医師が医師としてではなく個人的な意見を伝えるなんて現実世界にはあり得ないだろうけど、その必死夏美先生を演じる樹里ちゃんに、夢中になってしまう。
湊先生や患者に接する母性溢れる夏美先生に胸掴まれ😭、もぐもぐタイムでおちゃめにお喋りする夏美先生に動悸爆上がり❤#グッドドクター
— ほねぬき (@honenuki_0525) July 19, 2018
また、湊に対する言動について、良い先輩であることを感じている人は多い。
https://twitter.com/sixtones_8/status/1019949321398059009
同じ物事だとしても自分や相手のコンディション、タイミングによって伝わらないこともあるはず。コミュニケーションの難しさを日々痛感しているので樹里ちゃんと賢人くんの中庭?のシーンが刺さりました。夏美先生が湊先生の行動の真意に気づいたときに反応してくれる先輩でよかった。#グッドドクター
— にゃっこ (@ny_a_cco) July 15, 2018
https://twitter.com/smile_flower777/status/1019956072876933120
その一方で、NICU内での手術シーンで自分が気づかなかった点があったことには、「悔しいけど、知識はあなたのほうが上!」と素直に湊を褒める――人として素敵すぎるキャラクターだ。
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■上野自身の想いも…
本作を担当するフジテレビ・藤野良太プロデューサーは、しらべぇドラマ班のインタビューで、上野が夏美役に込めている想いや、覚悟を持って役に臨んでいることを明かしてくれた。
「上野さんはぜひとも出演いただきたかったので、決まった時は本当に嬉しかったです。山﨑くんと上野さんの2ショットが、絶対に魅力的になると直感があったんですよね。実際にポスター撮影で2人が並ぶ姿を見て、直感が確信に変わりました。
上野さんの魂に火がつくまで、本当に時間がかかったんですけど(笑)、1番最初に上野さんと会って、作品を通してやりたいことや、夏美のキャラクターについて話あったんですが、帰り際に上野さんが『私も小児外科に入院していたことがあったんですよね。だからこのドラマを通じて、小児外科を目指す人が増えてほしいですね。それで一人でも多くの命が救われたら…』っておっしゃったんです。
上野さんは小児外科へ何度も足を運んで、先生方の話を聞いたり、そこで病気と戦っている子供たちの姿を見ています。小児外科という存在の魂を背負う覚悟をもって作品に臨んでくださって…その姿に、僕たちスタッフも本当に大きく影響されています。心から、素晴らしい女優さんだと思いますね」